2020年12月16日に「四季報 2021年1集 新春号」が発売されましたね。
では、証券口座にログインして、気になる銘柄の四季報更新状況をチェックします。
【チェック銘柄】
- 日本マクドナルドホールディングス(2702)
- キユーピー(2809)
- 鳥貴族(3193)
- トリドールホールディングス(3397)
- アイキューブドシステムズ(4495)
- オリックス(8591)
日本マクドナルドホールディングス(2702)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【成長続く】既存店はドライブスルーや持ち帰り軸に好調。改装費増かわし営業益快走。21年12月期も店舗純増続く(前期純増10強)。改装効果発現や宅配伸長で既存店成長持続。採用費増を吸収し連続営業増益。
【宅配も】店舗業務と配達の両方に対応できるスタッフの採用・育成を積極化。新規開拓のためアプリや会員登録が必要ないWebサイト経由のモバイルオーダーに対応。
新型コロナウイルス感染拡大が長期化する中で、安定した売上を継続している銘柄です。
株主優待の満足度が高いので、これからも100株以上は持ちつづけます。
2020年12月現在、300株保有しているので、このまま12月末まで保有したら株主優待が3冊もらえます。「1冊にバーガー類、サイドメニュー、飲物、3種類の商品の無料引換券が1枚になったシート6枚」が3冊なので、マクドナルドのセットメニューが18回無料でゲットできる計算です。
キユーピー(2809)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【小反発】21年11月期は業務用主力の卵加工品が底打ちだが戻り鈍い。国内調味料も家庭用の巣ごもり需要が一服。ただ、前期コロナ影響で苦戦した国内外の業務用が徐々に回復。営業小幅増益。株式譲渡特損ない。
【省人化】人件費率高い総菜事業は盛り付け作業のロボット設備開発、22年の導入目指す。経産省支援事業対象に。設備投資は抑制も、IT化など効率化システムは強化。
700株保有していますが、全株売ってしまいたい銘柄です。
理由は「海外での成長が期待できないから」「商品がマンネリ化し、企業の衰退期に入っていると思えるから」「パスタソースが美味しくないから」です。
新型コロナウイルス感染拡大で巣ごもり需要が増えたといっても、冷蔵庫のなかのマヨネーズやドレッシングの消費が劇的に増えるわけではないので、ステイホームが追い風になってないです。
鳥貴族(3193)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【最終浮上】連結開始。店舗純減10程度(前期30減)。既存店は期初コロナ影響大だが、期央にかけGoTo追い風に客足戻り早く回復続く。廃棄ロス削減も効く。休業解消で販管費戻り営業減益だが、休業特損ない。
【第2の創業】持ち帰りや宅配に対応した鶏料理・非アルコールの新業態を21年5月に東京都心へ出店。社員の独立を企図した狭小店を東名阪の郊外に1店舗ずつ展開。
最大の塩漬け銘柄です。2020年12月現在、1600株保有の含み損-49%です。
新型コロナウイルス感染拡大の影響をまともに受けて赤字続きです。
まだまだ低迷が続きそうですが、商品・サービスの品質はたしかなので、もう少しガマンして持ちつづけます。
2021年5月に新業態の持ち帰り専門店を出店します。業績回復の起爆剤になってくれることを期待しています。
トリドールホールディングス(3397)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【赤字縮小】店舗数は国内純減35、海外純増39(前期各50増、53増)。柱の丸亀製麺は客数持ち直しに加え客単価増で既存店が想定超。広告宣伝費重いが前号比で赤字幅縮小。ただ会社計画の下期回復幅は過大感。税効果。22年3月期は客足戻り既存店が回復。
【丸亀整備】事前注文システムを関東圏から全国の道路沿い店舗へ導入拡大、持ち帰り販売増狙う。中南部軸に北米展開強化。
2021年3月期は赤字で着地する見込みです。コロナ禍の外食産業なので仕方ないですね。
丸亀製麺のお店は相変わらず繁盛しているし、持ち帰りにも力を入れているので、今後の業績回復には期待がもてます。
自己資本率が20%以下で、かなり低いのが心配です。資金繰りは大丈夫なのでしょうか?
アイキューブドシステムズ(4495)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【増額】GIGAスクール構想やPHS終了追い風、柱のMDM期末導入社数は純増700超(前期末2429)。テレワークで1社当たりユーザー数も増。営業のオンライン化で費用も浮き前号比営業益増額。
【高効率】営業の9割超でWebミーティング活用、費用対効果高く今後も継続。来期予定だった本社移転も延期。Web上での意見交換やマニュアル充実等で解約抑制。
東証マザーズ銘柄に初めて投資してみようと思い、どの銘柄がいいかなーと検討した結果、コロナ禍で急成長を続けており、企業WEBサイトに好感がもてるアイキューブドシステムズに投資を決めました。
残念ながら、買ったあとに株価急落し塩漬け状態です。
2020年12月現在、含み損-24%です。
10倍株になってくれることを期待して、気長に保有します。
オリックス(8591)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【続落】GoToキャンペーンでホテル・旅館、レンタカーは最悪期脱するが、航空機リースが苦戦し営業減益。持分の関西エアポート低調。22年3月期はコロナ影響が一部残るが、資産入れ替え進め利益回復。
【出資加速】インドの大手再生可能エネルギー事業者や日本のネットワーク機器メーカーなど新規に2000億円出資。ドル建て終身保険発売し、第1分野にも注力。
ホテル・旅館・航空機リースなどは新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きいものの、意外にも利益を確保できています。
保険・金融・不動産などの事業は、それほど影響を受けていないと思われます。
オリックスの「事業の多角化」の強みが出ています。
配当は4.7%と高配当で、株主優待も魅力的なので、100株以上は保有しつづけます。