2020年9月18日に「四季報 2020年4集 秋号」が発売されましたね。
では、証券口座にログインして、気になる銘柄の四季報更新状況をチェックします。
【チェック銘柄】
- 日本マクドナルドホールディングス(2702)
- キユーピー(2809)
- 日清食品ホールディングス(2897)
- 鳥貴族(3193)
- オリックス(8591)
日本マクドナルドホールディングス(2702)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【好調続く】店舗純増10~20(前期11増)。既存店は席数間引き等で店内飲食減るが、ドライブスルーや宅配が躍進し成長続く。改装費や店舗人員増の費用こなし連続営業増益。21年12月期も既存店が堅調に推移。
【売却】米本社が当社株約15%を徐々に売却方針(最低35%は保有)、すでに3%を市場外で放出。駐車場で商品受け取る『パーク&ゴー』対応店を今期300へ拡大。
新型コロナウイルス感染拡大による経済の落ち込みが続く中、小売銘柄で業績好調というのは頼もしいです。
いま200株持っていますが、あと100株買い増す予定です。300株保有なら、6月と12月に株主優待が3冊もらえます。1冊でバーガー類、サイドメニュー、飲物が6セットなので、6セット×3=18セットです。半年間で使い切るとして、1ヶ月あたり3回、無料でマクドナルドが楽しめます。これはお得です。
キユーピー(2809)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【下振れ】国内調味料は内食需要高まりドレッシング好調。が、外食向け落ち込む。業務用主力の卵加工品にも打撃。中国も業務用苦戦。前号比減益幅拡大。記念配剥落。下期事業売却で株式譲渡損失20億円見込む。21年11月期は業務用復調し営業益反発。
【対応策】飲食店に向け、自社商品用いたテイクアウトメニューなど提案。パウチ入り総菜は日持ち延長商品投入で需要喚起。
外食産業の落ち込みが、キユーピーの業績にも大きく影響しています。キユーピーの手がける事業は大きく分けて「調味料」「サラダ・惣菜」「タマゴ」「物流」の4つですが、どれも外食産業とのかかわりが深いです。
対策として、テレワーク、家飲み、テイクアウト・デリバリーに対応した商品を投入しています。「パウチ入り惣菜」は、フレッシュストック事業という名前で、きざみ玉ねぎやおろし大根やチキンのトマトソース煮込みなど、食卓にあと一品足したいときに気軽に利用できる商品です。スーパーで見かけたら試してみます。
株主優待制度を8月に変更しましたね。3年継続保有の縛りがなくなり、3年以上保有株主にはグレードアップした優待品がもらえるようになりました。より気軽に株を買えるようになって良かったです。
いま500株持っていますが、含み損がなくなったら全部売ってしまいたい銘柄です。理由は2つあり「①国内需要は人口減で減りつづけ、海外事業の成長も期待できないから。」、「②一部の商品は残念な味だから。とくにパスタソースは他社のほうが美味しいから。」です。
日清食品ホールディングス(2897)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【独自増額】国内は巣ごもり需要による袋麺の販売増が想定超。上期の外出自粛で『カップヌードル』牽引しカップ麺が大幅増。チルド麺、菓子にも追い風。前期の価格改定も寄与。米州も即席麺の増販で為替影響を吸収。物流費増こなす。営業益独自増額。
【盤石化】巣ごもりで人気再燃の袋麺は採算よい3食パック好調。前期黒字化の米州はコロナ禍でも高価格品伸び、収益改善。
アフターコロナ時代にフィットした銘柄なので、8月初旬まで保有していたのですが、利益が出たので8月に売ってしまいました。その後も株価は上がりつづけたのでチョット後悔です。
買い直して100株を長期保有しようと思っています。
日清のテレビCMは年々奇抜なものになってきていますが、商品の味は安定して美味しいです。とくにチルド麺・冷凍麺は抜群に美味しいのでよく利用していて「日清ラ王 冷し中華 醤油だれ」「日清もちっと生パスタシリーズ」は最高においしいです。
鳥貴族(3193)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【続落】21年7月期も不採算店中心に退店進め、店舗純減か(前期30減)。既存店は期初一部店舗の深夜営業自粛が響く。下期にかけ徐々に改善、廃棄ロス削減や物流効率化で費用圧縮も及ばず。休業特損ない。
【地方都市】東名阪以外の商圏開拓へ、地方中枢都市の仙台や福岡に出店検討。社内ベンチャー立ち上げ、焼き鳥以外の業態模索。22年7月期予定の米国進出は延期公算。
まだまだガマンがつづく鳥貴族です。1600株保有していて、含み損-47%という壊滅的な状況ですが、鳥貴族のもつポテンシャルを信じて、この先も保有しつづけます。
地方都市への出店は、まちがいなく成功します。他社の居酒屋チェーン店より圧倒的にコスパが良いからです。応援しています。
「焼き鳥以外の業態模索」とありますが、鶏肉調理のノウハウを活かして、チキン専門バーガーのチェーン店を展開するなんてどうでしょうか?焼き鳥のタレを使った「照り焼きチキンバーガー」、食べてみたいです。総菜パンの店もいいですね。デパ地下に出店して、鶏料理づくしの総菜パンみたいな。イケるかもしれません。
オリックス(8591)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【営業減益】ホテル・旅館に新型コロナ痛撃。航空機リース、レンタカーも厳しい。国内再エネや生保・銀行健闘するも営業減益。持分の関西エアポート苦戦が第2四半期から顕在化。今期のみ配当性向50%。
【大阪IR】新型コロナ受け、府・市により最終決定は当面延期、当初24年計画した開業時期は27~28年にずれ込む。太陽光発電はM&A含め収益性高い海外案件意欲。
オリックスの手がけるあらゆる事業が新型コロナの影響をまともに受けています。
株価も落ちるだけ落ちて、予想PERは9倍、配当利回りは5.75%です。もし長期投資を考えている人がいたら、いまが買い時でしょう。
僕は700株保有の含み損-22%というキビシイ状況ですが、株主優待が魅力的なのと、配当がたくさんもらえることもあるので、この先も保有し続けます。