1年前、僕はオンラインカジノのルーレットで2万4千円負けました。
「ベラジョンカジノ」と「カジ旅」というカジノサイトで負けました。
過去記事:「オンラインカジノで2万4千円負けてメチャクチャ悔しいので、負けない方法を考えた」
あれから1年、「いつかリベンジしてやる。」という想いをずっと持っていて、この度オンラインカジノに再びチャレンジしました。
「インターカジノ」という老舗カジノサイトに登録しました。
今までの経験を活かして手法を考え抜いた結果、マーチンゲール法をアレンジすることで「これならずっと勝てるんじゃないか?」という手法を見つけました。
まだ試行錯誤の段階で完璧ではないですが、現状分かったことをレポートします。
オンラインカジノのマイルール
プレイ手法を考えました。
環境・条件
- カジノサイトは「インターカジノ」
- ゲームはヨーロピアンルーレット
- ライブカジノの「Roulette Lobby (Paris)」の中から「Roulette Live」を選択
- BETするのはアウトサイドベットの「赤」「黒」のみ
- 行動は「赤に賭ける」「黒に賭ける」「何も賭けない」の3種類のみ
- 勝ち逃げすることを基本とし、たとえば$1勝ったら一旦テーブルを退場し、カジノサイトのメニューに戻る
- 開始時と終了時のキャッシュをExcelに記録し、細かく記録をとっていく
BETの流れ
- 直近の履歴を確認、同じ色が「3回」連続したら初めてBET開始する
- 「3回」連続した色と逆の色に賭ける(例えば黒が3回連続したら、赤に賭ける)
※チップ数は、そのときに自分で決めた最小単位とする($0.5とか$1とか$2とか) - 勝った場合:手順1に戻る
負けた場合:手順2と同じBETをする(例えば手順2で赤に$1賭けて負けたら、再度赤に$1賭ける) - さらに負けたらマーチンゲール法で2倍BETし、勝つまで続ける
※手順3が赤に$1なら赤に$2→赤に$4→赤に$8→赤に$16と増やしていく
プレイの結果
$50(約5千円)を入金し、10日間ゲームした結果、$55儲かり、$105まで増やしました。
10日間の取引記録です。(上が最新のプレイで、下に行くほど古いプレイです。)
※1 インターカジノの「ウェルカムキャッシュ」というサービスで、一定以上遊ぶと$5のキャッシュをプレゼントしてくれました。
同じ色が3回連続するまで待たないといけないので、時間はかかりましたが、確実に利益をあげることができました。
マーチンゲール法の有効性と危険性
マーチンゲール法のアレンジ詳細
オーソドックスな「マーチンゲール法」を少しアレンジしたことで、上手くいきました。
マーチンゲール法は、負けたら次に2倍BETすることで、いつか負けを取り戻せるという手法です。
資金が十分にあり、カジノの最大BET数制限を超えなければ、論理的には必ず勝てる手法ですが、資金がなくなるとそこでゲームオーバーとなります。
そこで、同じ色が3回連続するまでBETしないという縛りを入れることにしました。仮に同じ色が10回連続したとしても、自分のBETは7回連続に抑えることができます。これにより、資金がなくなるリスクを減らすことができます。
↓僕は下のような表を作って、何回までマーチンゲール法が使えるのか確認しながらプレイしました。
資金が$100の場合の表です。赤いセルの白文字の箇所は、マーチンゲール法を繰り返して資金がなくなってしまうレッドゾーンです。
例えば初回に$0.5BETする場合、10回同じ色が続いて負け続けたとしても、11回目のBETまでは資金が足ります。10回目までのBET数は0.5+0.5+1.0+2.0+4.0+8.0+16.0で合計$32となり、手元には$100-$32=$68残っているので11回目に$32BETすることができます。そして運よく当たれば資金が回収できます。でも負けてしまったら・・・12回目に$64賭けることはできません。あと$36しか残っていないからです。こうなるとジ・エンドです。1年前に僕が2万4千円を失った時も、同じ色が10回以上続いてしまい、資金が足りなくなったことが敗因でした。
何回連続まで安全なのかを把握しておくことがマーチンゲール法のポイントです。
マーチンゲールの危険性
自分の資金状態と照らし合わせて慎重にマーチンゲール法を使えば無敵?と思ったりしましたが、そんなに甘くはありませんでした。
やはりマーチンゲール法は、一瞬で資金を失いかねない危険な手法です。
なぜなら「何回同じ色が続くかなんて誰にも分からないから」です。「黒が10回続いたら11回目は100%赤が出る」なんていう科学的根拠のある法則があれば安心ですが、同じ色が何回続くかなんて決まっていないのです。「だいたいいつも10回以内で収まるから、大丈夫だろう。」と思っていても、15回連続して、そのときにマーチンゲール法を使っていたらアウトです。
↓下の表は、僕がライブカジノのルーレットの履歴ボードを10個分採取して、各ボードの連続数を集計してみたものです。
集計条件:
1つのボードに182回分の結果が記録されていて、その中で同じ色が何連続したかの出現数を集計(単位は回)。「0」は同じ色の連続として含める。ただし初回3回以内に0が出た場合は、連続とみなさずカウントしない。
集計結果をみると、同じ色が4回、5回連続することは結構ありますが、6回以上連続することは、182回中2、3回程度です。10回連続までなら想定内なので、マーチンゲール法で資金を回収することができそうです。
しかし14回連続していたことが1回だけありました。僕はこの14回連続のときプレイしていませんでしたが、もしプレイしていたとしたらマーチンゲール法の泥沼にはまって、資金が全てなくなっていたでしょう。おそらく12回目あたりから頭が真っ白になってパニックになっていたと思います。
「本当に14回連続することなんてあるのか?」と思われるかもしれませんが、実際にあったのです。
ただし、ちょっとカラクリがあって、途中に「0」をはさんでいました。
「黒・黒・黒・黒・黒・黒・黒・黒・黒・黒・0・黒・黒・黒」という14連続でした。
もし赤色でマーチンゲール法をBETしていたとして、「0」が出たとしてもハズレはハズレですからね。黒が出るのと同じことです。
どのくらいの確率でこういうケースに遭遇するのか分かりませんが、マーチンゲール法を使い続ける限り、いつかは遭遇してしまいます。そうならないように20回連続しても資金がなくならないような資金力を用意すべきなのか?
20回連続に備えるなら、$0.5BETからスタートだとしても何百万単位の資金が必要になります。ウーン、考えものです。
マーチンゲール法は諸刃の剣
マーチンゲール法の有効性と、危険性の両面を思い知りました。
さらに工夫を重ねることで、もっと危険を回避しながら安全にマーチンゲール法を操作できるかもしれません。
引き続き研究していきます。
後日談:
その後も順調にプレイしていましたが、ある日、黒が13回連続で出てしまい、あえなく撃沈、スッカラカンになりました! 1年前と同じ失敗をしてしまいました(泣)。これでカジノの生涯成績はマイナス3万円です。