水曜夜9時からテレビ東京で放送されている番組「家、ついて行ってイイですか? 」。
11月20日(水)の放送は3組のかたが登場しました。
- 29歳男性、赤坂二つ星和食店の副料理長
- 37歳男性、熊本で活動するフリーの映像ディレクター
- 24歳男性、林家木久扇の弟子の落語家
「29歳男性、赤坂二つ星和食店の副料理長」が印象的でした。母親が宗教に入ってしまい、母親が家の財産3,000万~4,000万を献金してしまったという話は衝撃的でした。やっぱりお金は大事ですね。
番組内容・出演者
「家、ついて行ってイイですか?」は、こんな番組です。
テレビ東京「家、ついて行ってイイですか? 」番組公式サイトはこちら
(番組サイトより抜粋)
番組内容
終電を逃した人に、タクシー代を払うので「家、ついて行ってイイですか?」とお願いし家について行く完全素人ガチバラエティー。誰もが皆、一見フツーでも、ぜんぜんフツーじゃない人生ドラマを持っている!そんな素敵な市井の方々の人生譚を覗いていきます。
出演者
街で終電を逃していた方々、ビビる大木、矢作兼(おぎやはぎ)、鷲見玲奈 or 角谷暁子(テレビ東京アナウンサー)
※その他毎回ちがうゲストも出演
今回の放送内容
今回の放送内容を、番組サイトより抜粋してご紹介します。
(番組サイトより抜粋)
①【訳ありイケメン(1)大都会で夢追う、イケメン料理人】
深夜の乃木坂
▽雨の乃木坂で…赤坂二つ星和食店の副料理長を務める29歳イケメンのご自宅へ…▽自宅は六本木!元ビジネスホテルの物件…ベランダからテレビ東京と東京タワーが…▽同期16人、今は自分だけ…過酷な料理人道▽どうしても貧乏になりたくない…「実は家庭が…」お金に固執する訳▽大都会の片隅で…夢を追い続ける若者
②【訳ありイケメン(2)大都会を捨て…夢追う映像クリエイター!】
熊本 火振り神事
▽熊本阿蘇神社で火を振り回すお祭りで…じっと撮影する謎のヘルメットイケメン発見▽37歳フリーの映像ディレクター!昔「金曜ロードSHOW!」を担当…3年前帰郷したワケ▽オシャレ過ぎる!倉庫をリノベした作業場▽熊本地震で被災…故郷のためにできることは何か?阿蘇神社の復興の様子を撮り続ける▽視聴率は関係ない…追いかける夢
③【訳ありイケメン(3)固定給0円!和服イケメン…まさか!木久扇さんの弟子】
深夜の三軒茶屋
▽木久扇の弟子…24歳・落語家の自宅へ▽新婚さん!なぜ若者は落語家を志したのか…?師匠からの宿題▽家庭の事情で…ダウンタウン見られず…落語大好き中学生に▽スター・ウォーズグッズまみれ…なぜ?▽日給1700円!厳しすぎる道▽まさかの告白!令和すぎる落語家の実態
印象に残った言葉のメモ
今回もいろんなリアルな部屋と、波乱万丈な人生を垣間見ることができました。
住人の方の、印象に残った言葉をメモしておきます。
①【訳ありイケメン(1)大都会で夢追う、イケメン料理人】
番組「高校行くタイミングで(調理師)専門学校に行かれたんですよね。なんでそこに入ったんですか?」
住人「(中学で)オール3ギリギリあるかとかですよね。まぁシンプルに頭が悪っていうのと、頭が悪いやつが、高校も大学も行った人と張り合えるのって何だろうなって思ったときに、技術は嘘つかないし、積み上げてきたものが報われるのは何だろうなって思った時に料理人にすごく現実味を感じたというか。後がないんで(料理店に)就職するしかないみたいな。最初の下の1年目2年目のときって、本当に毎日泣きながらやってましたね。毎日15~16時間働いて寝る時間は4~5時間みたいな。上の人が帰らないと下の子は帰れないじゃないですか。『仕事は盗んで覚えろ』っていわれてた職業なので。(仕事で)失敗したらもう他のやつに仕事を取られるみたいな。(同期は)16人いたんですけど、今は僕だけ。辛かったですね、やっぱり。」
番組「何で辞めなかったんですか?」
住人「辞めてもいいけど、辞めてどうするの?って自分で自分に聞いた時に、何もないんですよ。頭が良くて良い大学行って、たくさんお金が稼げそうだったらよかったんですけど、貧乏になりたくない、みたいな。何だろうな。」
番組「何でですか?」
住人「家庭環境があんまり(よくない)みたいな。小学校低学年くらいの時に、母がちょっと育児うつみたいな感じですよね。子ども4人いて、専業主婦で、働きづめで親父は帰ってこなくてみたいな。それでちょっと良くない宗教に入っちゃって。献金、みたいのをしちゃって、3,000万~4,000万くらい。それで家が傾きかけて、5、6年前かな、最近なんですけど、父が定年てなった時に、『お母さんまだ(宗教)続けるの?』ってなったときに『俺はもう定年だから今までは金払えてたけど、もう俺は無理だよ。それでも続けるんだったら別れよう』。お母さんはお母さんで僕たちのことを思ってお金を宗教に入れてるんですよね。『あなたがお金を入れたらあなたの娘や息子も夫も絶対天国に行けますよ。』みたいな。母からしたら僕らのためにお金出してくれて、だから誰も悪くないんですよ。お互いがお互いのことを思ってるのに誰も幸せじゃないっていう。みんな泣きながらお願いしたんですけど、ダメでしたね。結果、離婚してそこから母とは会ってないんで。母もすごく優しい人なので、だからこそそういうのに引っかかっちゃったっていう。こんなに楽しくキャッキャキャッキャ生活してた家族が、こんなに深刻なかんじで顔を突き合わせて話さなきゃいけないのって、こんなにお金のせいなんだみたいな、すごい感じたので『あ、お金に困りたくないな』っていうのはその時に思いましたね。」
②【訳ありイケメン(2)大都会を捨て…夢追う映像クリエイター!】
(3年前、たまたま東京から熊本の実家に帰っていた住人のかたは、熊本地震に遭う)
住人「いちばん被害がひどかったのが阿蘇神社だったんですよ、この辺で。電話が(神社に)来まくってたんですよね、『神社さん大丈夫ですか』みたいな。ウチの親父が『神社さんで何かお前できることないのか?』って繋いでくれたんですよね。有名な神社さんらしいんですけどホームページとかも無くて、FacebookとかSNSでバーッて言えば(安否確認の)電話も少なくなるじゃないですか。復旧に集中できるじゃないですか。だからFacebookページ立ち上げてあげたりとか、ホームページの枠組み作ってあげたりとかってのは結構得意なほうだったので。ボランティアとかに行ってショベルカー持っていろいろね、作業するようなイメージもあるんですけど、そういう支援の仕方もあるなと思って始めたんですよね。」
③【訳ありイケメン(3)固定給0円!和服イケメン…まさか!木久扇さんの弟子】
(住人は林家木久扇の弟子、林家けい木さん)
番組「木久扇師匠に弟子入りして、何から始めるんですか?」
住人「朝8時に師匠のところへ行って、師匠の家を掃除して、家の前を掃いて、靴を磨いたり、前日使った着物をたたんだりですとか、そういったことをして朝食をいただいて、寄席行って、楽屋働き、前座修行をしました。それが5年くらい続きました。」
番組「給料とかお金ってどうなってるんですか?」
住人「1年目の前座さんは1,000円。2年目の前座さんは1,500円。3年目以降の前座さんが1,700円。時給じゃないですよ。1日、まあその移動費だったり食事代込みで1,000円、1,500円、1,700円って決まってます。」
番組「それってかなり厳しくないですか?」
住人「厳しいですね。」