水曜夜9時からテレビ東京で放送されている番組「家、ついて行ってイイですか? 」。
8月14日(水)の放送は「ちんちん電車好き83歳&余命10カ月の新婚旅行」で、3組のかたが登場しました。
- 26歳シングルマザー
- 31歳ゲームプログラマー男性
- 83歳の元会社経営者男性
「31歳ゲームプログラマー男性」のかたが印象的でした。奥さんを乳がんで亡くしてショックも大きかったと思うのですが、乳がんに関する知識を生かしてピンクリボン運動へ参加されています。頭が下がる思いです。他2組のかたも「何か社会の役に立ちたい」という思いを持たれている方々でした。自分は何か社会の役に立っているだろうか?と考えさせられます。
番組内容・出演者
「家、ついて行ってイイですか?」は、こんな番組です。
テレビ東京「家、ついて行ってイイですか? 」番組公式サイトはこちら
(番組サイトより抜粋)
番組内容
終電を逃した人に、タクシー代を払うので「家、ついて行ってイイですか?」とお願いし家について行く完全素人ガチバラエティー。誰もが皆、一見フツーでも、ぜんぜんフツーじゃない人生ドラマを持っている!そんな素敵な市井の方々の人生譚を覗いていきます。
出演者
街で終電を逃していた方々、ビビる大木、矢作兼(おぎやはぎ)、鷲見玲奈 or 角谷暁子(テレビ東京アナウンサー)
※その他毎回ちがうゲストも出演
今回の放送内容
今回の放送内容を、番組サイトより抜粋してご紹介します。
(番組サイトより抜粋)
①【埼玉の底力!26歳ギャル…ラストにまさかの衝撃暴露】
深夜の春日部
▽美脚!26歳シングルマザーのご自宅へ▽8歳の息子と2人暮らし!ギャルに母の顔▽マジックミラー越しまさかの裁判…▽離婚、実母を2年前亡くし…辛いことがあっても“なんくるないさぁ”…▽全てを笑い飛ばす!最後にまさかの…衝撃過ぎる告白
②【女子力高すぎ31歳プログラマー!倒された写真に…隠された過去】
横浜の手芸市場
▽横浜のハンドメイドイベントで…31歳ゲームプログラマーのご自宅へ!▽ミシンはプロ級!味噌を手作り!衝撃女子力▽実は3年半前に妻が…▽18歳で出会い…26歳で乳がん…余命10カ月、会社を休んで新婚旅行へ▽涙なしでは読めない妻の日記…最期の日
③【生粋の江東区民83歳!昭和レトロだらけの家…令和の子供たちへ伝えたいメッセージ】
深夜の門前仲町
▽83歳!生粋の江東区民の方のご自宅へ▽レコード、蓄音機、8ミリカメラ…昭和レトロだらけの家!▽戦後の銀座4丁目美松で…妻と再びダンス▽超貴重!47年前のちんちん電車8ミリ映像▽戦争で散った叔父…昭和の忘れ物▽魚雷で沈んだ家族…探した訳
印象に残った言葉のメモ
今回もいろんなリアルな部屋と、波乱万丈な人生を垣間見ることができました。
住人の方の、印象に残った言葉をメモしておきます。
①【埼玉の底力!26歳ギャル…ラストにまさかの衝撃暴露】
番組「これからの目標があったりしますか?」
住人「とりあえず9月10月からは忙しくなっちゃうから、勉強に集中しないといけないし、今のうちに子どもとの時間をいっぱい取らないとなと思って。」
番組「何で9月10月に勉強いっぱいしようと思ってるんですか?」
住人「介護の資格を取りにいって、冬からは美容師の学校に行って、3年後受かって福祉美容師になりたい。病院とかデイサービスとかの寝たきりのおじいちゃんとかおばあちゃんの髪を切ってあげたりとか。それを友達がやってて、連れてってもらって見せてもらって、すごい良い仕事だなと思って。私の友達が切ってる時に『すっきりしたね』とか声をかけてるのを見て、きっと言葉ではしゃべれないけど嬉しいだろうなって、自分がいつかそうなった時に置き換えてみると、絶対嬉しいもんなって思って、何年か前から興味あったんですけど、なかなか学校行く覚悟が決められなくて、続くのかなとか不安があったし、だけど自分の状況的に良い機会だったから、今しかないと思って、とっさに申し込んで。介護は9月10月の平日スクーリングみたいな、美容は通信の学校で3年なんで。」
番組「良い機会というのは?」
住人「彼がいるじゃないですか。彼が遠くに行ってしまって、その期間が2年くらいあるから、その期間集中して勉強できるなと思って。」
番組「仕事?転勤?」
住人「イヤ、あの・・・オリの中にいますね(笑)。」
②【女子力高すぎ31歳プログラマー!倒された写真に…隠された過去】
(3年半前に奥さんを乳がんで亡くした住人)
住人「私は(奥さんが)死ぬときには立ち会えてなかったんですよ。会社で知ったって感じだったんで。電話かかってきて、仕事中に。心肺停止みたいな。それでもう直接病院行って、急いで。病室に行ったらですね、心電図の機械、もうずっとゼロになってるんですよ。」
番組「最期の会話は?」
住人「病室から『行ってきます』『行ってらっしゃい』、それですね。」
住人「妻の病気っていうのがあって、乳がんに関する知識が増えたわけですね。情報提供する等できたら良いなと思って、ピンクリボン、まあアメリカで始まった運動なんですけども、乳がんについて正しい知識とかをみんなに広めていこうって運動なんですけど、ピンクリボンウォークみたいな、乳がんをみんなに伝えるといったイベントの手伝いとかしたり。」
住人「1年間に乳がんで亡くなる日本人って3万人いるんですけど、それって交通事故で亡くなる人より多いんですよ。がん検診とか受けに行ってない人は、マンモグラフィー受けてほしいと思います。」
③【生粋の江東区民83歳!昭和レトロだらけの家…令和の子供たちへ伝えたいメッセージ】
(住人のかたは、小学校に出向いて昔の生活や戦争のときの話をしている方)
番組「戦争が終わったときはお幾つだったんですか?」
住人「戦争が終わったときは小学校3年生だから、ちょうど10歳だね。(空襲にあった)小学校3年生のときの話が(今の)3年生にできるという、やっぱりこれも俺の使命かなと。」
住人「もう僕だって83歳だから、あとはどうなってもイイやなんて思うけれども、令和30年、50年、戦争に巻き込まれないようにやってもらいたいなと。」