「ナッティプロフェッサー クランプ教授の場合」は、1996年に公開されたアメリカ映画です。
僕にとっては、いちばん笑えるコメディ映画です。
最初から最後までアメリカン・ジョーク満載で、とにかくエディ・マーフィの演技に圧倒されます。
「ナッティプロフェッサー クランプ教授の場合」作品概要
- 公開:1996年
- 監督:トム・シャドヤック
- 出演:エディ・マーフィ、ジェイダ・ピンケット、ラリー・ミラー
- 配給:ユニバーサル・スタジオ
- 制作国:アメリカ合衆国
- あらすじ:
遺伝子生物学が専攻の超巨漢のクランプ教授(エディ・マーフィ)は、美人の大学院生カーラ(ジェイダ・ピンケット)に恋してしまい、開発中の痩せ薬を自分の身体に使い、スリムな体型に変身する。やせた教授は「バディ・ラヴ」と名乗り、カーラに告白するが・・・。
「ナッティプロフェッサー クランプ教授の場合」のおすすめポイント
この映画のおすすめポイントです。
- 音楽がかっこいいです。オープニングからエンドロールまで、どのシーンの曲もクールでノリノリです。
- エディ・マーフィが、特殊メイクで1人5役くらいを変幻自在に演じ分けています。ほんとうに別人のように見えます。
- 肥満をとことん笑いのネタにするブラックジョークに、思わずニヤリとさせられます。
「ナッティプロフェッサー クランプ教授の場合」のお気に入りシーン(ネタバレあり)
僕がこの映画で気に入っているシーンです。
トランプ教授がエクササイズに励むシーン
美人の大学院生カーラをデートに誘うため、トランプ教授はダイエットを始めます。軽快な音楽にのせて、ジムで汗を流したり、ハリ治療をしたりして、超巨漢にも関わらず、だんだん動きが俊敏になっていき、最後は映画「ロッキー」のパロディで、階段を走って登りきったあと両手をあげて「Yeah!」と叫ぶシーンが笑えます。
トランプ教授の実家での食事シーン
カーラを誘い、実家の家族と一緒に食事をします。ちなみにトランプ教授の家族のうち、父・母・兄・祖母は、エディ・マーフィが特殊メイクして演じ分けています。テーブルいっぱいに、盛らつけれた料理を前に、トランプ教授の家族たちは「肥満の何がわるい!」と「ダイエットなんてムダ!」と思い思いに自論を展開します。そして徐々に下品な話になっていき、トランプ教授とカーラは苦笑いしてしまいます。やりたい放題の家族たちが笑えます。
バディ・ラヴが、コメディアンのレジーに仕返しするシーン
トランプ教授はカーラを誘い、学生たちに人気のクラブ「SCREAM」でデートします。しかし舞台でトークショーをしていたコメディアンのレジーに目をつけられ、肥満をネタに会場の笑いものにされ、デートは散々な結果に・・・。後日、痩せ薬を使って変身した「バディ・ラヴ」は、カーラを誘って再び「SCREAM」に行きます。バディはレジーの舞台に上がり込んで、トークバトルでレジーをこてんぱんにやっつけます。胸がスカッとするシーンです。
「ナッティプロフェッサー クランプ教授の場合」は極上のコメディ映画!
ナッティ・プロフェッサーは最高のコメディ映画です。
下ネタやお下品なネタも含まれていますが、下ネタは世界共通の笑いですからね。僕は抵抗なく楽しめました。
気楽にポップコーンでもつまみながら観るのにちょうどよい映画ですよ!
補足:
ちなみにナッティプロフェッサーには続編があり、「ナッティ・プロフェッサー2 クランプ家の面々」というタイトルですが、こちらは下品さがエスカレートして、おふざけが過ぎる感があり、僕は笑えませんでした。なので、続編はあまりおすすめしません。
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