2019年6月18日に「会社四季報 2019年3集 夏号」が発売されましたね。
では、さっそく証券口座にログインして、気になる銘柄の四季報更新状況をチェックしていきましょう。
【チェック銘柄】
- 鳥貴族(3193)※株式保有中
- 江崎グリコ(2206)※株式保有中
- リクルートホールディングス(6098)
鳥貴族(3193)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【最終赤字】店舗は直営9減、FC5増程度(前期純増各81、17)。既存店は上期の台風や自社競合による客数減が痛打。バイト時給や改装費増も響く。前号より営業減益幅拡大、最終赤字。20年7月期も不採算店の整理進める。既存店底入れし回復基調。
【足場固め】21年7月に1000店目標の中計を取り下げ、既存店の採算改善に注力。その後は現在の東名阪以外にも出店へ。
売上高は微増ですが、利益は出ず、最終赤字になってしまった鳥貴族です。提供する商品・サービスにまちがいはないので、ここはガマンのしどころでしょうか。
800株保有で-35%の含み損をかかえる僕にとっても、もうしばらくガマンの日々が続きます。
四季報の「東名阪以外にも出店へ」という言葉に期待しています。
いよいよ全国展開するのでしょうか。地方都市の主要駅前に出店すれば、鳥貴族はきっと成功できます。
ガンバレ鳥貴族!
江崎グリコ(2206)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【底堅い】9カ月変則決算。国内は乳業低調。菓子はビスケット苦戦続くが主力『ポッキー』の集中販促効き上向き、機能性チョコも伸びる。海外は中国で実店舗・EC堅調。前半重い広告費こなし営業益底堅い。
【新本社】50億円程度かけ現本社敷地内に新社屋建設。研究開発部門を集約、設備増強し製品開発力強化狙う。前期苦戦の『ポッキー』は大人向け高単価商品拡充しテコ入れ。
成長性は期待できませんが、100株だけ持ちつづけて、株主優待をもらいつづけたいなと思う銘柄です。
四季報に書いてある「新社屋」ですが、僕は見かけたことがあります。
大阪市内から伊丹空港へ向かう空港連絡バスの中から見えました。かなり老朽化した江崎グリコ本社の横に、立方体のドッシリしたビルが建っていて、どちらかというと地味な印象でした。このビルに研究開発部門を集約するそうなので、バンバン新商品を売り出してガッチリ稼いでほしいです。
リクルートホールディングス(6098)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【絶好調】米インディードは絶好調続く。企業評価サイトの米グラスドアもフル寄与。販促メディアは美容院向けが牽引。新規の店舗業務支援も伸長。人材派遣は国内人材不足背景に需要堅調。連続増益。増配。
【M&A】人材マッチングで新規事業開発とM&A推進。就職情報収集や選考過程におけるデジタル領域の開拓余地探る。店舗業務支援は集客や決済など多角展開模索。
営業利益率は10%、ROE19%と、成長企業として申し分のない財務指標です。
自己資本比率は55%以上あり、十分です。
いま保有していないですが、やっぱり成長銘柄として100株くらい買っておいてもいいのかなー、と改めて思わせる四季報内容でした。