以前「共働き夫婦のためのExcel家計簿」という記事をご紹介しました。
過去記事「共働き夫婦のためのExcel家計簿、1ヶ月運用例」
僕はこのオリジナルExcel家計簿を10年間続けていて、われながら簡単で便利だなー、と思いながら使っています。
きょうご紹介するのは、「家計簿を管理する係の人」が(我が家では僕の係です)、相手に向けて調整した金額を伝えるときのメールテンプレートです。
家族なので、べつに口頭で伝えてもいいんですけど、やっぱりお金のことはちゃんと形に残しておいたほうがあとでトラブルがないので、メールなどに残しておきましょう。
Excel家計簿、運用の流れ
まずはExcel家計簿の運用をかんたんにまとめておきます。※例として5月、6月の場合
- 5月末:2人分の給料が銀行に振り込まれる
- 5月末:【支出精算】5月の支出を精算し、余りor不足分を調整する
- 6月初:【予算配分】「1.」のお金を、6月予算として生活費・小遣い・銀行入金などに配分する
実際には「2.」と「3.」の作業を同時に行います。
そのときのメールテンプレートをご紹介します。
月末調整と予算配分のメールテンプレート
僕が使っているメールテンプレートです。※例として5月、6月の場合
家計簿調整しました。
『妻』から『夫』へ7,500円渡してください。
以下、内訳です。
■■■5月調整■■■
『夫』生活費(予算30,000、実績17,000)→余り13,000円
『妻』生活費(予算80,000、実績72,000)→余り8,000円
↓
合計21,000円(一人当たり10,500円)の余り
↓
【1】『夫』から『妻』へ2,500円渡して調整完了
■■■6月予算■■■
収入
【2】『夫』収入200,000+臨時収入30,000
【3】『妻』収入150,000
支出
【4】『妻』生活費90,000
【5】『妻』小遣い50,000
【6】『夫』生活費10,000
【7】『夫』小遣い50,000
銀行入金など(夫が処理する)
【8】180,000
【9】『妻』の収入の中から『夫』へ渡す額=【3】-【4】-【5】
150,000-90,000-50,000=10,000
↓
『妻』から『夫』へ10,000円渡して予算配分完了
■■■5月調整+6月予算■■■
【1】『夫』から『妻』へ2,500円渡す
【9】『妻』から『夫』へ10,000円渡す
↓
『妻』から『夫』へ7,500円渡す
以上
毎月のことなので、家計簿の管理はなるべく簡単に!
家計簿は毎月1回はやらないといけない事務作業ですが、足し算や引き算の計算式が入り組んでいて、「結局どっちに渡せばいいんだっけ?」「こっちがプラスでこっちがマイナスだから相殺して・・・」など、頭のなかでいろいろ考えないといけないことが多いです。
こういうテンプレートを用意しておけば、迷うことなく機械的に作業できます。
あと、僕の使っているテクニックとしては、テキストエディタ(Terapad、さくらエディタ等)にメールテンプレートをコピーして、エディタ上で全ての行の最初に「>」(引用行のマーク)を入れておき、計算処理が終わった行から「>」を削除していけば、どこまで処理したか一目瞭然で、処理忘れが防げます。
作業がおわったあとは、検算(まちがいがないか再計算)をお忘れなく!