水曜夜9時からテレビ東京で放送されている番組「家、ついて行ってイイですか? 」。
6月5日(水)の放送は「玄関開けたら…衝撃映像!連発SP」で、3組のかたが登場しました。
- 49歳、板金屋の独身男性
- 33歳、3歳と9カ月の2児の母
- 48歳、派遣社員女性
3組それぞれに幸せのかたちがあって、考えさせられました。
最後の48歳派遣社員の女性のかたが印象的でした。バブル世代で、明るくて、話が面白くて、ぜひお友達になりたいと思わせる魅力的なかたでした。あと、番組ディレクターが住人に声をかけた焼肉店「いくどん赤羽店」の肉が美味しそうでした。ぜひ行ってみたいです!
番組内容・出演者
「家、ついて行ってイイですか?」は、こんな番組です。
テレビ東京「家、ついて行ってイイですか? 」番組公式サイトはこちら
(番組サイトより抜粋)
番組内容
終電を逃した人に、タクシー代を払うので「家、ついて行ってイイですか?」とお願いし家について行く完全素人ガチバラエティー。誰もが皆、一見フツーでも、ぜんぜんフツーじゃない人生ドラマを持っている!そんな素敵な市井の方々の人生譚を覗いていきます。
出演者
街で終電を逃していた方々、ビビる大木、矢作兼(おぎやはぎ)、鷲見玲奈 or 角谷暁子(テレビ東京アナウンサー)
※その他毎回ちがうゲストも出演
今回の放送内容
今回の放送内容を、番組サイトより抜粋してご紹介します。
(番組サイトより抜粋)
①【番組史上No.1!絶対行きたくなる家…自宅改造しすぎおじさん】
台場プリン祭り
▽プリンフェスでプリンを爆買いしている49歳男性のご自宅へ…ドアを開いて驚愕!!▽1R8万円賃貸…カウンター、ビールサーバー、本格ガスオーブン…まるで居酒屋!▽全て自分で改造…5回転職した末にたどり着いた家…絶品料理が続々登場▽田村ゆかり&竹達彩奈のDVDを見ながら…▽「誰かに褒めてもらいたい…」49歳の本音
②【33歳2児の母!ワンオペ育児で…夫への不満爆発!「でも…」感謝のワケ】
蒲田の屋上遊園地
▽都内唯一!屋上遊園地で…3歳と9カ月の母のご自宅へ!蒲田4LDKマンションへ▽じぃじの魔法のカード!でれでれおじいちゃん&料理作りすぎおばあちゃん▽夫はSEで超多忙!冷蔵庫に貼られた「夫婦喧嘩の痕跡」とは…▽不満もあるけど…ふと見つけた動画!思い出す日常の幸せ…「パパ早く帰ってきて!」
③【同じ女性に…焼肉店で3回遭遇!?「お肉はおやつ」48歳独身派遣OL衝撃のアフター5】
赤羽の焼肉店
▽48歳女性!実家で一人暮らしのご自宅へ…▽赤羽2DK家賃7.1万円実家は鮮魚店…▽お肉大好き!カロリーゼロ理論披露▽アフター5はほぼ焼肉!思い出す家族団欒…▽「母の事、嫌いだった…」しかし、晩年の母へ親孝行を…「冥途の土産活動」▽母と2人思い出の日々…涙の写真集
印象に残った言葉のメモ
今回もいろんなリアルな部屋と、波乱万丈な人生を垣間見ることができました。
住人の方の、印象に残った言葉をメモしておきます。
①【番組史上No.1!絶対行きたくなる家…自宅改造しすぎおじさん】
(居酒屋のような設備に改造したワンルームマンションで、番組ディレクターに料理と酒をふるまう住人)
番組「こういうの作った理由っていうのは何なんですか?」
住人「元々ずっと飲食をやりたいなってイメージがあったんで、レジと内装やってる会社に入り、ちゃんと飲食やるんだったらキッチンもやらなきゃダメだよねっていうので(飲食店に)入って、あまりの過酷さに3年もたず、最後は飲食店と思ってたのが夢破れちゃったので、じゃあいっそのこと今までの集大成で、部屋改造して遊び場にしちゃえってなって、出来上がった所がこれ。自分ができる料理作って『ウマい』って言われて、言ってもらえりゃ嬉しいじゃないですか、料理作る人間としては。最近の流行りの言葉で言うと承認欲求じゃないですか。誰かに褒めてもらいたいとか、誰かに認めてもらいたいとかじゃないですか。だって生きててそんなに褒めてもらえることってないじゃないですか。仕事したってさー、出来て当たり前じゃないですか世の中。でしょ? だったらそれ以外のところで褒めてもらうと嬉しいっていう。」
②【33歳2児の母!ワンオペ育児で…夫への不満爆発!「でも…」感謝のワケ】
(クリスマスに子どもがサンタの格好をしたときに撮った動画を見て)
住人「こんなのやったわやったわ、なんかすぐ忘れちゃうから、やっぱ動画とか撮っとかんといかんですね。ほんと日常の何気ないアレだから、ちゃんと受け止めないと過ぎ去っちゃってるんだなーっていうのが、この取材で分かりました。ちょっと立ち止まって落ち着いて考える時間とかが全然ないから。目の前の泣いてる子を泣きやませようとか、ご飯作らなきゃ、お風呂入らなきゃ、寝なきゃみたいなことばかり考えてて、日々のあわただしさに自分の頭の中で流れて忘れちゃってたんだと思います。(取材をうけた)おかげで色々思い出しました。」
③【同じ女性に…焼肉店で3回遭遇!?「お肉はおやつ」48歳独身派遣OL衝撃のアフター5】
(亡くなった母との思い出を語る住人)
住人「私が母が好きだなと思ったのは、かっこいい事を言うんですよね。その頃けっこう収入よかったんですよ、月収36万円とか。稼いだお金をどんどん遊びに使う毎日みたいな。旅行にアメリカとかに1ヶ月とか、パークハイアットに1泊っていう遊びをやったりとか、当時1泊で10万円くらい、お金の使い方として、その頃ってブランド品を買うっていう子が大体だったんですよ。私もブランド品とかを買い揃えとけばよかった、ってのをポロッと言ったんですよ、母に。そしたら母が『あなたは人には買えない思い出を買ったんでしょ。』って言うんですよね。ちょっと良い事言うじゃないお母さん!みたいな(笑)。」
(亡くなった母との思い出をまとめた写真集を見ながら話す住人)
住人「(母は)晩年ね、ずっと病院のベッドにいるっていうことでね、『こんな風になるためにあんなに必死に働いて生きてきたわけじゃないのに、どうして今こんな風に私はなってしまったのかな。』って。これ(母親に)言わせちゃキツいなと思って。それが『冥途の土産活動』。フグ屋さんって行ったことなかったんですよ、母。魚屋だったから自分でフグ仕入れて食べてたから。あんまり先が長くないっていうのが分かってたんで『何したい?』って話したら『フグ食べたい』って言うから、病院から連れ出して、すごい嬉しそうな顔で。(この写真は)新宿高野のフルーツバイキングで、母の熱い要望です。やっぱりね、食べること大好きだったんです。(この写真は)お泊まり、私が大好きな贅沢OL時代遊び場にしていたパークハイアットに冥途の土産に母を連れて行きました。」
番組「なんとおっしゃってました?」
住人「すんごい喜んでますね。(この写真は)最後どうしても桜を見せてあげたくて、赤羽の花屋さんで桜を入れたアレンジメントを作ってもらって。『冥途の土産』活動が始まってからは『本当にすごい幸せだ』って言ってくれてて。亡くなるときも『ありがとう』って言ってってくれたんですよね。親孝行っていうのは親のためじゃなくて自分のためにする。徳として、徳ってあの損得じゃなくて人徳とかの徳ですかね、徳として返ってくると思うんですよね、自分にね。なんだろ私、寂聴さんになれますかね、瀬戸内寂聴さんになれますかね?みたいな(笑)。」