「あなたにしかできないこと、きっとあるはず。」
この言葉は僕が中学生のとき、担任の先生からいただいた手紙のなかの言葉です。
もうかれこれ30年くらい前のことになります。
「これからいろんな経験をしていって、自分なりの価値観を育てていってください。」と、その手紙は続いていました。中学生だった僕は、手紙の言葉にすごく励まされました。
あれから30年が経ち、社会に出て、いつのまにか40代になりました。
「四十にして迷わず」とよく言いますが、正直迷ってばかりの毎日です。いまだに自分の人生このままでいいんだろうか?と考えることがあります。
- 自分はやりたいことをできているだろうか?
- 自分は何か社会の役に立っているだろうか?
自分のやりたいことを見つけて、それを仕事で存分に発揮して、社会に貢献している人を見ると、うらやましくなります。そういう人はきっと迷いがなく、自分のやるべきミッションが明確で、充実した人生を送れているんだろうな、と思います。
自分にしかできないことを探そう
最近思うのですが、自分にしかできないことを見つけて、それを全うすることが、自分のためでもあり、社会のためでもあり、果ては人類のためでもあるのではないかと思います。
もし仮に、地球上に住んでいる75億人全員が、自分にしかできないことを見つけてそれを実行できたとしたなら、75億個のオンリーワンな何かが新しく生まれるわけで、一人一人が自分の花を咲かせることができるわけで、それはとても素晴らしいことだと思うのです。
そうなるには、自分の長所を把握して、自分にしかできないことを見つけることが重要になります。
アルベルト・アインシュタインが100メートル走で世界記録を出すのは無理ですし、ウサイン・ボルトが物理学の新しい理論を導き出すことは不可能なことなのです(おそらく)。
要するに、それぞれ自分に合った土俵を見つけることが大事!ということです。
僕にしかできないことって何だろう?
改めて「僕にしかできないことって、一体何だろう?」と自分に問うてみました。
本業サラリーマンの仕事はどうだろう? 僕じゃなくても、きっと誰かがその穴埋めをしてくれます。僕しかできないことではないです。
他人より優れている能力はあるか? とくにこれといった特技もないし、見た目もパッとしないし、人望が厚いわけでもないし、自分にしかできないことなんてなかなか見つかりません。
でも、もしかしたらこのブログ「株式投資のかんたんレシピ」でやっていることは「自分しかできないこと」なのかもしれません。
このブログを通じて、僕は1人でも多くの人に株式投資を経験してほしいのです。株式投資はギャンブルなんかじゃなくて、危ないものでもなくて、人生を豊かにしてくれるんだということを知ってほしいのです。
投資に興味のない方に向けて、投資の魅力を伝えていきたいです。
普通の人でも、特別な能力などなくても、無理なく株式投資で利益を上げられるということを身をもって示したいのです。