2019年4月1日の午前11時半頃、平成にかわる新しい元号が発表されました。
「新しい元号は令和であります。」
と菅官房長官が発表した瞬間、時代が切り替わったような感覚をおぼえました。
令和という元号の出典は、万葉集の「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」という序文です。
出典の雰囲気そのままに、きれいでおだやかな印象の言葉なので、僕は気に入っています。
このあとの改元スケジュールとしては、天皇陛下が2019年4月30日に退位され、皇太子さまが2019年5月1日に即位されます。
いよいよ平成31年が終わり、令和元年となるんですね。
記念すべき4月1日(元号発表日)と4月2日(元号発表翌日)の日経新聞から、元号関連の記事を中心にスクラップしておきましょう。
2019年4月1日(月)の日経新聞
元号発表当日の日経新聞から、気になる記事をスクラップしておきます。
一面トップです。
新元号、きょう公表。
新聞をめくっていると、なんと早くも元号発表が!?
新しい元号は「キンチョール!?」
じつはキンチョーの全面広告でした。
「エープリルフール」と「元号発表日」と「キンチョーCMのふざけた雰囲気」という3つの条件がそろって初めて成立する広告です。
すばらしいインパクトのある広告でした。
香川照之さんの、このなんとも言えない表情が笑えます。
テレビ番組欄から。BSテレ東の「日経プラス10」は、3月までで小谷真生子キャスターが降板し、4月からフリーアナウンサーの榎戸教子さんが就きます。
NHKの番組欄。8:00からの新しい連続テレビ小説「なつぞら」に続いて、8:15から新元号決定・発表特番です。
4月1日は一日中ずっと元号関連のニュースやっていました。
NHK連続テレビ小説の「なつぞら」は記念すべき100作目で、主演は実績十分の広瀬すずさん。映画やドラマで大活躍の女優さんなので、安心して観れそうです。
2019年4月2日(火)の日経新聞
元号発表翌日の日経新聞から、気になる記事をスクラップしておきます。
一面トップは、やっぱり元号発表の記事。「令和(れいわ) 新元号公布 来月1月施行」「出典『万葉集』、初の国書」。
令和(れいわ)のローマ字表記は「REIWA」となります。イニシャルはRなので、「R.1」「R.2」「R.3」という表記になります。
元号と関係ないけど、本の広告記事。堀江貴文氏の「情報だけ武器にしろ。お金や人脈、学歴はいらない!」。ちょっと興味あるので、本屋で立ち読みしてみようかな。
有識者懇談会メンバーの、元号発表後インタビュー記事です。作家の林真理子さんは「非常に美しいと感じた。」とコメントしています。僕も同意見です。
他の候補として「久化(きゅうか)」「英弘(えいこう)」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」があったそうですが、やっぱり「令和(れいわ)」が最も言葉の響きが良いです。
元号の歴史に関する特集記事もありました。645年大化の改新の「大化」以降、248番目の「令和」まで、ずっと日本文化として受け継がれてたんですね。
その他有識者のかたのコメントもありました。日本らしい、という意見が多かったです。
関西地方面。「令和商戦号砲」。「新元号にちなんだ商品・サービスが続々と登場している。消費者の関心も高く、5月1日に始まる令和の関連商戦は盛りあがりそうだ。」
以上、新元号「令和」発表前後の新聞記事でした。