平成最後の紅白歌合戦となった、2018年末の「第69回NHK紅白歌合戦」、面白かったなー!
放送日:2018年12月31日(月)午後7時15分~午後11時45分
紅組司会:広瀬すず
白組司会:櫻井翔(嵐)
総合司会:内村光良、桑子真帆アナウンサー
毎年大晦日は必ず紅白歌合戦を観てるんですが、昨年の紅白はまさに神回でした!
今まで観た紅白歌合戦のなかで一番面白かった!
しっかり録画してブルーレイディスクに保存して、好きなシーンを何度も観ています。
この出場者に感動しました!
出場者のなかで、僕が感動した歌手と曲を挙げます。
椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」
椎名林檎が作詞作曲した歌を、宮本浩次と二人で歌っていました。
歌のサビの「♪無けなしの命がひとつ だうせなら使ひ果たさうぜ」というところが宮本浩次の声にピッタリはまっていて、見入ってしまいました。
松任谷由実「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」
「私が好きなユーミンのうた~紅白スペシャル~」というタイトルで、視聴者投票で上位に選ばれた2曲を歌いました。「ひこうき雲」はNHKホール内の別スタジオで歌い、そのあと舞台に移動して「やさしさに包まれたなら」を歌いました。
「やさしさに包まれたなら」の歌詞がスクリーンに映し出され、NHKホールの観客全員で「♪小さい頃は神さまがいて」と大合唱する光景は圧巻でした。
米津玄師「Lemon」
YouTubeでしか観たことがなかった米津玄師ですが、初めて生放送でナマ声を聴くことができました。
徳島の大塚国際美術館の館内からの中継で、ロウソクを無数に配置した幻想的な風景でした。
「Lemon」は石原さとみ主演のドラマ「アンナチュラル」の主題歌でしたね。ドラマ自体も面白かったです。2018年でいちばん面白いドラマだったと思います。
MISIA「アイノカタチ」「つつみ込むように」
MISIAのファンなので、大満足でした。
「アイノカタチ」は綾瀬はるか主演のドラマ「義母と娘のブルース」の主題歌でした。
ドラマは全話観ていたので、ドラマのシーンを思い出しながら聴くことができました。
そして2曲目の「つつみ込むように」は、MISIAの20年前のデビュー曲なのに、古さを感じなくて、やっぱり名曲でした。
サザンオールスターズ「希望の轍」「勝手にシンドバッド」
平成最後の紅白歌合戦の大トリは、サザンオールスターズがつとめました。
「希望の轍」のイントロがかかった瞬間、NHKホールがざわめきました。
「希望の轍」をフルコーラスで歌ったあとは「勝手にシンドバッド」で出場者全員がステージに上がり、大盛り上がりとなりました!
番組を観た感想
番組後半の「椎名林檎と宮本浩次」から最後の「サザンオールスターズ」までの盛り上がり方は、これまでの紅白歌合戦になかったものでした。
とくに松任谷由美とMISIAとサザンオールスターズの3組のステージは、ほんとうに感動しました。
「大晦日の、紅白歌合戦という舞台で、老若男女が気持ちよく盛り上がることができるパフォーマンスはどういったものなのか?」について、ベテランらしい完璧な答えを出していました。
さすが何十年にわたって音楽界で第一線で活躍されているミュージシャンでした。
それぞれ2曲歌いましたが、2曲の組み合わせ方が良かったし、1曲目と2曲目のつなぎが最高でした!
ふだんコンサートを重ねる中で、練りに練られた最高の手法を紅白の舞台に持ってきたのだと思います。
観ていて幸せな気分になりました。