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「日経ビジネス 徹底予測2019」を読んだ感想

投稿日:2019年1月3日 更新日:

年末年始の時間を利用して、「日経ビジネス 徹底予測2019」(日経BP社)を読みました。

「日経ビジネス 徹底予測2019」を紹介したときの過去ブログ(2018年12月22日)

「識者の方々は、2019年をどう予測しているのか?」を意識して読んでみましたが、楽観的な見方をする人は少ない印象でした。

「世界的な金融引き締めの流れ」や「10月の消費税8%から10%への増税」により、日本の景気は減速すると思われるが、2020年東京オリンピックまでは大丈夫なんじゃないの?というのがおおかたの予想です。

ということは、今年は株式投資のようなリスク資産には手を出さず、資金を現金として蓄えておくのが正しい選択なのかもしれません。

または空売り(信用売り)をメインに取引して、株価が下がることで利益を上げていくほうがよいのかもしれません。

とにかく、2019年はビッグイベントが目白押しです。日本ロシア首脳会談、米朝首脳会談、EUから英国が離脱、新元号に改元、G20サミット、参議院選挙、消費税増税・・・。

「イベントのたびに相場が大きく動く」と僕は予想します。

印象に残った言葉、記事のメモ

「日経ビジネス 徹底予測2019」を読んで、印象に残った言葉や記事をメモしておきます。

 icon-circle 世界の3大賢人 特別インタビュー

「トランプ政権の関税措置は想像以上に中国に打撃を与えている。」「19年の米中関係は本格的な貿易戦争ではなく、低強度の紛争に収まる可能性が高い。」「18年10月の安部首相と習国家主席の会談は歴史的だった。歴史的な不満やイデオロギーをベースにした政策から、現実政治をベースにした政策に転換したからだ。」(デイビッド・ゴードン氏:ユーラシアグループ・シニアアドバイザー)

「ポピュリズムの台頭はピークを過ぎ、1、2年前に比べてEUやユーロに対する世論はポジティブな方向に向かっていると思う。」(ビル・エルモット氏:国際ジャーナリスト)

 icon-circle PART1「来年は何がある? 2019年10大トピックス&スケジュール」

「19年には米国経済がピークを打つかもしれません。中間選挙では民主党が下院の過半数を獲得し、トランプ大統領の政策が議会で通りにくくなる。減速は避けられません。19年は1ドル=105~110円という円高ドル安で動くと考えています。」「19年は日経平均も2万円を切るかもしれません。とはいえ、2万円前後からさらに下がることはない。」(榊原英資氏:青山学院大学特別招聘教授)

「大きな潮流としては、持続可能な社会に向けてESG(環境・社会・ガバナンス)への投資が加速すると考えています。プラスチックによる海洋汚染問題の高まりを受け、代替となる新素材の開発が急務になりました。」「日本はむしろESGを商機と捉えるべきです。IT技術では米国や中国に後れを取ってしまったかもしれませんが、リサイクルに関しては、日本が高い技術を持っていることは間違いありません。」(中空麻奈氏:BNPパリバ証券グローバルマーケット統括本部投資調査本部長)

 icon-circle PART2「専門記者が総力取材! 主要30業種予測」

【電機】「リカーリングモデルで稼ぐソニー」
吉田憲一郎社長兼CEOが掲げる、周辺機器やサービスで継続的に稼ぐ「リカーリング」ビジネスのシフトが実を結びつつある。

【飲料・食品】「ビール系飲料の苦戦が続く」
猛暑となった18年は、消費者が喉越しの良い缶チューハイに移行した。
清涼飲料は、機能性表示食品など健康ニーズを捉えた商品が、市場拡大を後押しする。

【外食】「深刻な人手不足と人件費高騰が収益を圧迫」
足元の客数は堅調で事業は好調なのに、店舗運営のコストが上がり利益が増えない。「稼いでももうからない」苦境に陥っている。

 icon-circle PART3「先読みテクノロジー」

【トラック隊列走行】
先頭車両には運転手が乗り、有人で運転。後続車両は運転手が必要なく、搭載する自動運転のシステムで先頭車両の走行経路に従って走る。
「乗用車の自動運転では『認知』『判断』『操作』という3つの技術が必要になる。隊列走行では『認知』『判断』は先頭車両の運転手の役割になり、技術開発は不要。人間の運転手を代替するAIなどの開発もいらない。『操作』だけを開発すればよい。」(自動運転技術を開発する先進モビリティの青木啓二社長)

 icon-circle PART4「『働き方』大改革」

「2025年 稼げる新職業 親子で考える仕事選び」
【データサイエンティスト】
近未来には、ありとあらゆるデータが企業や家庭を駆け巡る世界になる。そんな時代に求められるのが、製造業から小売業まえ様々な産業でビッグデータと呼ばれる膨大な情報を解析するデータサイエンティストだ。
【オンライントレーダー】
「日本は汗水流してコツコツ働くことがすばらしいという考え方があり、投資家のイメージは悪い。だが株式市場がないと経済は成り立たない。米国など海外では個人投資家の存在感が大きい。」テスタ氏はこう強調する。(テスタ氏はカリスマトレーダー、25億円以上の利益を手にしている)

 icon-circle PART5「アマゾンと戦う」

「私はアマゾンと戦っても意味がないと思います。絶対に勝ち目がないからです。だったら戦わない方がいい。アマゾンに代替されないものを強化し、代替されるものは縮小していきます。具体的には飲食やサービスを拡大し、アパレルを縮小しています。」「モノからコトへのシフトやシェアリングといったお客様の変化に対応できれば、きっと新しい価値を作り出せる。そう信じています。」(青井浩 丸井グループ社長)

徹底予測 2019 日経マネー 2019年 1月号増刊


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