2018年12月14日に「四季報 2019年1集 新年号」が発売されましたね。
では、さっそく証券口座にログインして、気になる銘柄の四季報更新状況をチェックしていきましょう。
【チェック銘柄】
- カルビー(2229)
- セブン銀行(8410)
- リクルートホールディングス(6098)
カルビー(2229)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【最高益】海外は北米スナック数量未達だが中国へのフルグラ輸出急拡大で補う。柱の国内スナック順調、個食新製品も上乗せ。販促費増こなし利益上向く。増配。20年3月期はフルグラ輸出と北米が牽引し増益。
【欧州】18年10月に英国のポテチ会社(売上高約45億円、利益影響軽微)買収、当社製品の販路拡大もにらむ。中国EC拡大に向け下期以降アリババとの提携強化。
「100株買っておきたいなー」と思いつつ、買うのを迷っている銘柄です。
中国市場への参入も順調で、業績予想も右肩上がりなのですが、競合が多い中で長期的な成長が可能なのか、という不安もあります。
もうちょっと株価が下がってくれたら、迷わず買うんですけどねー。2018年12月現在、株価3580円。
3400円まで下がってくれないかなーと期待している今日この頃です。
カルビーが携わる商品には、競合他社がたくさんありますが「どの商品も紙一重でカルビーが美味しい!」というのが僕の印象です。
ポテトチップス、湖池屋もいいんですけど、食べ比べると「やっぱりカルビーポテトチップス」。食べたあとで口の中に残る後味と、チップスの薄さが与える食感で、わずかにカルビーの勝利!
シリアル、日清シリアルの「ゴロっとグラノーラ」も美味しいんですけど、食べ比べると「やっぱりカルビーのフルグラ」。牛乳やヨーグルトをかける場合とか、そのまま食べる場合とか、いろいろ総合的に考えると、バランス良い味のカルビーに軍配があがるのかなと。
想像ですが、その「紙一重のおいしさ」にこだわり、努力を惜しまないのがカルビーの企業体質だと思います。なので、応援したい企業のひとつです。
ブランディング(企業のブランド価値を高めること)は湖池屋や日清シリアルのほうが勝っているので、カルビーは、その辺が今後の課題でしょう。
セブン銀行(8410)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【連続増益】1台当たり平均利用件数は微減。だが、国内ATM設置台数は約1000台増。手数料単価もノンバンク利用増加で改善。経常増益続く。海外子会社のれん減損特損でも配当10円は維持。20年3月期はATM新機種導入の償却増こなし堅調。
【提携】キャッシュレス化に備え、ドコモ口座など非銀行新規顧客との提携を加速。不採算のインドネシア事業は撤退へ。
最低取得単価が4万円以下の優良株なので、すごく買いやすい銘柄です。
100株(約3万5千円)買っておいて、もし下がったとしてあと100株買い増したとしても(合計200株)、合計7万円の出費で済みます。
長期的にみた場合は、キャッシュレス化の流れから衰退していくと思いますが、あと10数年に限っては、セブン銀行は安泰の事業とみています。
セブンイレブン店内に設置できる、唯一のATM機ですからね。これは強みです。
100株だけNISA枠で長期保有しとこうかなー、と考えているところです。
リクルートホールディングス(6098)の四季報チェック
≪東洋経済 会社四季報情報≫
【絶好調】販促メディアは美容院向けが地方や郊外で顧客拡大。求人情報検索エンジンの米インディード絶好調。派遣人材獲得優先でも会社営業益過小。20年3月期も検索エンジン牽引。販促メディア拡大続く。
【一挙両得】介護・保育など有資格者の業務から無資格でも可能な業務切り分け、アルバイトでの充当を顧客企業に提案。主婦、学生の雇用機会創出、有資格者の負担軽減。
次々に世の中の問題・不満・不安を解決していくリクルートは、やっぱり必要な企業なんでしょうね。
100株買っておこうかなと思っています。
買わないうちは「もっと下がれー。」と、ついつい願ってしまうんですけどね。
いまある資源を使って、最大限の効果を導き出すリクルート、自由な発想を育てる社風と、優秀な社員。リクルートはすごい会社です。