(東京証券取引所)
2018年10月、「東京ひとり旅」の続きです。
前回までのスナップ写真はこちら↓
過去ブログ:スナップ写真「東京ひとり旅(2018年10月)」豊洲・築地
兜町の東京証券取引所に行ってきました。中央区日本橋兜町は、証券会社や銀行がひしめきあう金融街です。
その一角に、東京証券取引所があります。投資家の聖地ですね。
ちなみにJPXの大きな看板があるほうの入り口から入ろうとすると、警備員さんに止められて、「建物の逆側に回ってください。」と、申し訳なさそうに言われました。
逆側に移動しましょう。
逆側に着きました。これが東京証券取引所の見学入り口です。
入り口から入ったら、すぐに手荷物検査がありました。数年前に行ったときは検査なんか無かったんですけど、セキュリティがきびしくなったんですね。
検査がおわり受付をすませると見学証をもらったので、首からさげました。入館番号208番。
入口横にある展示コーナーで、東京証券取引所の歴史を学びます。
東京証券取引所の設立に尽力された方々のパネルです。いちばん左が「日本資本主義の父」渋沢栄一さんです。
実際に取引されていた株券・債券が、無造作に置かれていました。
さて、取引所のマーケットセンターに向かいます。
数年ぶりのマーケットセンターを目の前にして、すこしテンション上がる!
テレビで「きょうの日経平均株価の終値は・・・」みたいなニュースのときに流れる、あの場所です。
平日の12時15分ごろ見学スタートしましたが、このフロアには、しばらくの間、僕一人しかいなくて、貸し切り状態でした。
1時間弱の見学時間で、すれちがった見学者は5人程度でした。
回るティッカーの内側には、東証で働く人が数人いて、その向こうには投資関連のテレビ放送のキャスターらしき人が2人いるだけでした。
見学フロアにある電光掲示板です。
この青と黒の掲示板をながめていると、不思議と心が落ち着きます。
それにしても誰もいません。室内はシーンと静まり返っていて(BGMは流れていません)、電光掲示板の数字だけが音もなく変わるという・・・何とも不思議な空間です。
電光掲示板のアップ写真です。11時から12時半までは、前場と後場の間の休憩時間なので、個別銘柄の株価ではなく、値動きのある先物、為替、外国株価指数などが表示されていました。ちょうど僕は日経225先物ミニを保有していたので、値動きが気になります。前日比で -185円!
時価総額と上場銘柄数です。東証1部、2部、マザーズ、ジャスダックあわせて3570銘柄です。
売買高と売買代金です。多いのか少ないのか、これを見ただけでは分かりませんでした。
日経平均株価と為替です。
アメリカ指数です。
アジア指数です。
他にもいろんな指数が表示されていました。
12時30分、後場のはじまりです。急に電光掲示板が切り替わり、JPX(日本取引所グループ)のロゴがアニメーションで動き出しました!
そして室内に初めてBGMが鳴りました! どんなBGMだったかというと、初代プレイステーションの起動音に似ていました。いかにもありがちな、想像どおりのBGMでした。
ロゴが丸くなって・・・
輪っかが回転して・・・
光っている棒が出てきて・・・
棒が増えてきて・・・
カメラが引いていくと・・・
JPXのロゴマークになりました。
最後にロゴマークが数秒間表示され、おしまいです。
回るティッカーのほうを振り返ると「▼午後の取引が始まりました。」という文字が回っていました。これはレアな風景です。
で、12時30分に電光掲示板は個別銘柄の表示に切り替わりました。
後場の開始直後は、値動きが激しいので、電光掲示板も激しく点滅を繰り返します。
ふたたびフロアに静寂が訪れました。
電光掲示板の脇から階段で下に降りると、インフォメーションテラスという図書館のような場所があったので、入ってみました。
最近の投資雑誌や新聞が、無料で閲覧できます。
日経ヴェリタスの最新刊も置いていました。
インフォメーションテラスの向かいには、シェア先生というキャラクター像がありました。
別の見学場所には、漫画「インベスターZ」と東証のコラボパネルがありました。
このパネルの中には入って記念撮影できそうですね。
実写版「インベスターZ」のパネルもありました。
「とうしくん」という、ゆるキャラもいました。
証券知識普及プロジェクト(事務局:日本証券業協会)に所属しているそうです。
とうしくんは、展示しているだけで、中に人は入っていませんでした(たぶん)。
インベスターZのヒロイン?が、東証の鐘を鳴らす絵。
見学を終え、受付横にある自動販売機でお土産を買いました。
数年前に東証へ来たときは、お土産は受付のお姉さんから買っていたのですが、効率化の流れがここにも来ているのでしょうか。手軽だけど、チョット味気ない。
僕が買ったのは「厚さ2ミリの紙製コースター」1セット・5枚 200円(税込)です。
軽くて安いので、これに決めました。
他のお土産は下記サイトから確認できます。
見学コースに置いてあったパンフレットや投資ガイドブック。全て無料です。
たっぷり時間をかけて東証を見学することができて、大満足でした。
ひとり旅は続きます・・・。