2018年9月13日(木)、再び鳥貴族が暴落しました。
前日比-4.89%。東証1部上場企業の値下がり率ランキング、堂々の15位でした。
何が原因で暴落したのか?
9月12日の15時に、2018年7月期の通期決算が発表されたのですが、それが影響しているのは明らかです。
決算の内容を見てみましょう。
- 売上高:前期比+15.8%
- 営業利益:前期比+15.4%
- 経常利益:前期比+13.1%
- 当期純利益:-31.6%
なぜ純利益だけ-31.6%と大幅なマイナスなのか?
決算短信の「1.経営成績等の概況」-「(1)経営成績に関する分析」を読んでみると、
「不採算店舗に関し減損損失505,645千円を特別損失に計上したことにより当期純利益は662,186千円(同31.6%減)となりました。」
とありました。
鳥貴族の企業WEBサイトでは、決算短信のPDFファイルと一緒に「特別損失の計上に関するお知らせ」というPDFファイルが公開されていて、次の内容でした。
一部店舗において収益性の低下がみられたため、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、当社が保有する固定資産(店舗設備等)について、2018 年7月期の決算において減損損失505,645 千円を計上いたしました。
2.業績に与える影響
上記の特別損失は、2018 年7月6日に公表いたしました「通期業績予想の修正に関するお知らせ」に記載の業績予想に織り込んでいるため、予想値の修正はありません。
ウーン。何を意味しているのかイマイチ分からないので、この「減損損失」というキーワードでネット検索して、いくつかのサイトを調べてみました。
しかし、結局は理解できませんでした。
「固定資産の購入時に見込んでいたほどキャッシュを生まなくなったことを、固定資産の金額を切り下げ、損失を出すことで決算書上に表現する」
ということらしいですが、具体的に何を資産として計上していたのか、よく分かりませんでした。
分かりやすく解説しているサイトがあれば教えて下さい!
鳥貴族(3193)の保有株状況
手持ちの株の状況を整理しておきましょう。
- 銘柄:鳥貴族(3193)
- 保有株数:800株
- 平均取得単価:3323円
- 現在値:2636円
- 評価額:1,725,600円
- 含み損益:-35.09%
- 含み損益金額:-932,800円
相変わらず、塩漬け株まっしぐらです。1銘柄で100万円近く含み損があるのは、10年ほどの投資経験で初めてのことです。
こうなったら、含み損が-30%だろうと-35%だろうと-50%だろうと、精神的なダメージはどれも同じです。
この先、どう動いていこうか
いまの自分には、どんな取引が可能なのか、洗い出してみました。
- 買付余力が確保できたら、鳥貴族株をナンピン買いする
- しばらく何もせず、じっと耐える
- 思い切って損切りする
- 鳥貴族を空売り(信用売り)する
- 鳥貴族を信用買いする
このなかで最もリスクが少ない「2.しばらく何もせず、じっと耐える」を採用します。
耐えて耐えて、耐え抜きます。