先日8月25日(土)19:30から、兵庫県伊丹市の「いたみ花火大会」の花火を嫁さんと見てきました。
で、その花火の場所取りをする前に、ちょっと時間があったので、伊丹市立美術館に寄って「みんなのレオ・レオーニ展」を観てきました。
行く価値ありのおススメ展覧会です!とにかく絵がカワイイです!お土産グッズの品ぞろえが充実しています!
伊丹市立美術館での開催は、2018年8月11日(土・祝)~9月24日(月・祝)までです。そのあとは全国順次巡回ですので、ぜひ足を運んでみてください!
お客さんは、小さな子ども連れ家族、若い女子、オトナ女子が圧倒的に多かったですが、僕のような中高年のオッサンが行っても十分楽しめる内容です。
レオ・レオーニとは
レオ・レオーニとは一体何者なのか?絵本「スイミー」の作者と聞いたら、ピンとくると思います。
スイミーの他にも「ねずみのフレデリック」「あおくんときいろちゃん」など、数々の絵本名作を生みだした作家です。
伊丹市立美術館「みんなのレオ・レオーニ展」サイトより抜粋
1910年、オランダ生まれ。イタリアに暮らしていましたが、1939年、第二次世界大戦中にユダヤ人であるレオーニはアメリカに亡命。イラストレーター、グラフィック・デザイナーとして活躍していた1959年、孫のために制作した『あおくんときいろちゃん』で絵本作家としてデビュー。1999年にイタリアで亡くなるまでに、40冊近くの絵本が発表され、日本でもその多くが翻訳出版されています。
展覧会のレポート
「みんなのレオ・レオーニ展」の入場料は一般800円、大高生450円、中小生150円です。
↓ 入場チケットの半券をすぐに切ってくれるのですが、残った厚紙がそのまましおりとして使えます。斬新なアイデアです!
展示室では、レオ・レオーニの素描、絵画、彫像、ポスター、絵本など、数々の作品が展示され、充実の内容でした。
とくに「スイミー」の原画は、絵本の色合いとは若干ちがっていて見ごたえがありました。
絵本を手に取って読めるコーナーもあり、数十年ぶりに「スイミー」を読んでみたら、懐かしい気分になりました。たしか小学1年生の国語の教科書に載っていたような・・・淡い記憶があります。
レオ・レオーニの絵本は、ただカワイイだけではなく、イソップの寓話的な教訓が含まれていて、大人が読んでも考えさせられる作品が多かったです。
フロアの2階にある2か所の展示室のほかに、地下1階では、絵本作品のアニメーション動画が壁にプロジェクターで映し出されていました。子どもたちと一緒にアニメを観ていると、チョットだけ童心に帰ることができました。
ショップで買ったお土産
地下1階の動画コーナーの奥にはミュージアムショップがあり、レオ・レオーニ作品のグッズがたくさん売られていました。レオ・レオーニのキャラクターはシンプルなデザインが多いので、グッズとして商品化されてもキャラクターの魅力が落ちないのが特徴といえます。ディック・ブルーナの「ミッフィー」と肩を並べるくらいの魅力度でした。
そういうわけで、ミュージアムショップは大盛況でした。とくにキャラクターがプリントされたハンドタオルが人気のようでした。
↓ 僕と嫁さんがミュージアムショップで買った商品です。まず図録。2,000円くらい。
↓ 図録を買ったら、おまけでもらったしおり2枚。こちらは表面。
↓ こっちは裏面。メモを書けるスペースあり。
スイミーの原画ポストカード5枚セット。
スイミーの原画ポストカードは、自分の部屋の壁に飾ろうかな、と検討中です。
この後の全国巡回予定
伊丹市立美術館の開催は9月24日(月・振替休日)までとなりますが、そのあとの全国巡回予定です。(情報元:伊丹市立美術館サイト)
- 【新潟会場】新潟県立万代島美術館
2018年10月6日(土)~12月16日(日) - 【広島会場】ひろしま美術館
2019年4月20日(土)~6月2日(日) - 【東京会場】東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
2019年7月13日(土)~9月29日(日) - 【鹿児島会場】長島美術館
2019年12月7日(土)~2020年1月19日(土) - 【沖縄会場】沖縄県立博物館・美術館
2020年2月28日(金)~5月10日(日)