コミュニケーション・ストラテジストの岡本純子さんによると、日本のオジサンは世界一孤独だそうです。
- 仕事をしている間は、会社の人間としかつき合いがない。
- ご近所とのつき合いもない。
- 趣味の仲間もいない。
- 定年退職したら、妻しか話す人がいない。
- その妻にも愛想をつかされ、孤独な日々をすごす。
といったかんじで、孤独なオジサンが量産される国が、この日本なのだそうです。
僕自身を振り返ってみると、そういう孤独な日本のオジサンにどんどん近づいているように思えます。友人は少ないですし、人付き合いが面倒くさいので、ついつい独りで過ごすことが多くなってしまいます。孤独なオジサン予備軍です。
孤独に陥らないように、今のうちに仕事以外の趣味仲間やコミュニティを開拓しておいたほうがいいんでしょうね、やっぱり。たとえば草野球チームとか、登山同好会とか、バンド仲間とか、ボランティアとか、町内会とか、自分のやる気次第で何でもやろうと思えばできるんでしょうけど、なかなか足が向きません。
退職後、もしかしたら、友人が一人もいなくて、周りに話をする知り合いもいなくて、妻にも出ていかれて、ほんとうに孤独な状況に陥ってしまうかもしれません。
そういう孤独な身になったとしても、ぜったい避けなければならないのは「毎日やることがなく、退屈な日々を送ること」です。毎日朝から晩までテレビを見てるだけ、食事は適当にすませる、という生活だと、見る見るうちに老け込んでしまいます。
最悪、「私は孤独ですが、毎日やることはたくさんあるんです。」という生活を送ることができれば、それはそれで充実した老後といえるんじゃないでしょうか。
そういう意味で僕は、老後対策として株式投資をおすすめします。
退屈な老後対策として株式投資をオススメする理由
老後の退屈をまぎらわすのに、株式投資は最適です。
貯金のうち、たった1万円でもよいので、投資することをおすすめします。
次の理由からです。
1. 自分の身銭をつぎ込んだ株が上げ下げするのは刺激的
株は、毎日上がったり下がったりします。
急に大きく上がったり、急に大きく下がったりもします。
自分の大事なお金が増えたり減ったりすると、それだけでドキドキします。
つまり、株を持っているだけで、刺激的な毎日を送ることができるのです。
2. 体力を必要としない
株式投資に体力は必要ありません。
インターネットで取引する場合、パソコンが使えたらそれで充分です。
証券会社に注文を依頼するなら、電話一本でできます。
体を動かす必要がないので、体力が衰えたとしても、ずっと続けることができます。
3. やることが次から次へと湧いてくる
自分の資産をつぎ込んで投資する以上、儲けたくなるのが人間の心理です。
儲けるためには投資商品のことを本やインターネットで勉強する必要が出てきます。新聞で企業の業績に目をくばる必要が出てきます。企業の新商品や新サービスを利用して品質をチェックしたくなります。
やることが次から次へと湧いてきて、退屈とは無縁の生活となります。
趣味としての株式投資
そういうわけで、老後の退屈しのぎとして株式投資をおすすめします。
たとえ投資でお金を儲けることができなかったとしても、投資自体を趣味として楽しめばいいんです。
僕自身、株式投資のいちばんの目的は「お金を稼いで資産1億円を突破すること」ではありますが、それと同時に、投資というゲームを趣味として楽しんでいるところもあります。
「自分の目や足で集めた情報」と「自分の頭で考えた戦略」と「インスピレーション」を武器に、いかに相場で勝ちつづけるか?というゲームだと思っています。ゲームに勝つ手段は無限大です。どの国の、どの市場の、どの銘柄に、どんな手法で、どんな投資をしようが自由なのです。
つまり株式投資は「世界を舞台にして、知識と経験をフル活用するゲーム」といえます。
とっても魅力的な趣味だと思いませんか?