2018年8月現在、僕の資産は約980万円付近です。
最終的な資産目標は1億円を目指しているのですが、まだまだ遠い道のりです。
目標の1億円が達成できると仮定して、現在の資産を元手だと、どのくらいの年利で運用すべきなのか計算してみました。
投資で得たお金は全て再投資することにして、複利効果を最大限に使うことにします。
複利のシミュレーション
たとえば「年利10%、15%、20%、25%、30%の5パターンで運用した場合、あと何年で1億円が達成できるか?」をExcelでシミュレーションしてみました。
運用期間は2018年から2038年までの20年間とします。
下の表が計算結果です。
〔参考〕複利計算表の作成手順(上図の場合)
- セルB2、C2、D2、E2、F2には、パーセンテージ形式で10%、15%、20%、25%、30%を入力
- セルB3、C3、D3、E3、F3には、元手の資産である「9800000」を入力
- セルB4に「=B3*(1+B$2)」と数式を入れる
- 数式を入れたセルB4を、オートフィル機能で縦横に展開して完成
1億円達成までの年数は、次のようになりました。
- 年利10%の場合:20年たっても6500万円で、1億円に届きませんでした。
- 年利15%の場合:17年で1億円達成します。
- 年利20%の場合:13年で1億円達成します。
- 年利25%の場合:11年で1億円達成します。
- 年利30%の場合:9年で1億円達成します。
こうやって結果をみると、やはりどれだけうまく運用しても、1億円に行き着くまでに10年はかかってしまいますね。
現実的に考えると、「年利15%で運用して17年で達成」か「年利20%で運用して13年で達成」あたりを目指して投資していきたいです。
この複利計算表、「捕らぬ狸の皮算用」ではありますが、自分の資産目標について具体的な数値で考えるのに便利です。
レバレッジをかけてみる
加速度的に資産を増やすためには、普通に運用するだけじゃなくて、レバレッジをかけることも検討すべきでしょう。
手法としてはいろいろあると思うんです。
- 信用取引(買)を利用して、自分の資産の3倍の資金で運用する
- 信用取引(売)を利用して、買いと売りの両方で利益を狙う
- インデックス指数の2倍の値動きのする上場投資信託(ETF)に投資する
- 短期間で投資資金を回収できる仕組みをつくり、複利効果のサイクルを短くしていくことで資産を増やす
- どこかの金融機関にお金を借りて、それを元手に運用する(さすがにこれは無理があります)
もちろんレバレッジをかけることはリスクが伴います。「諸刃の剣」なので、使うときは慎重に。
レバレッジを一切使わないほうが良い結果を生む場合もあります。「急がば回れ」ですね。
まとめ
資産運用は、投資スタイル、自分の年齢、投資期間などを元に、具体的な数値で考えてみることが大事です。
そして自分に合ったスタイルを決めたら、そこからブレないことです。
僕の場合は、現物取引をベースに、多少信用取引を取り入れながら資産を増やしていって、毎年の年利15%~20%を達成しつづけ、15年後には1億円に到達することが目標です。
そのためには何をなすべきか、逆算して考えてみます。