信用返済買
返買:カルビー〔2229〕(100株)
損益%: +8.7%
損益額: 32,000円
売値 : 3990円
買値 : 3670円
現引
現引:江崎グリコ〔2206〕(100株)
約定価格 : 5350円
現渡
現渡:オリックス〔8591〕(100株)
約定価格 : 1800円
取引理由
返買:カルビー〔2229〕(100株)
「両建て投資は儲かるんじゃないか?」と思い、カルビーを「現物買い」&「信用売り」という両建てで保有していたのですが、一週間たっても思惑どおりに値が動かないので、両建て投資はやめようと思ってました。
僕の思惑というのは、両建てした銘柄が、まずは思いっきり下がって、そこで「信用売り」を返買で利益確定、そのあとは残った現物買の株をジックリ育てていく、というシナリオでした。
で、週明けにカルビーの株価がどうなっていたかというと、シナリオ通りに-8%超の暴落でした。東証1部の値下がり率ランキングでも17位だったので、けっこう大きな下げだったのでしょう。
シナリオ通りに暴落して、信用売り(空売り)の儲けが3万円超という状況をみて、一旦は両建て投資はもう辞めるつもりだったのですが「けっこう自分に合う取引かもしれないな。」と思い、シナリオどおり信用売りだけを利益確定しました。
正直なところ、空売りの利益「3万円」という大金に目がくらんで、あらかじめ決めた決断をひるがえしました。
現物買いしたカルビーの含み損は-8.09%となりましたが、100株だけの保有なので、たいしたダメージではありません。この後-20%まで下げたらナンピン買いを検討しようかなー、くらいの気軽な気持ちで運用していきます。
それにしてもカルビーのきょうの暴落は、明らかに先週の7月27日(金)15時に発表された第一四半期決算が影響していると思います。別に悪い決算じゃなかったような気がするんです。通期予想も売上高+1.4%、利益+9.6%ですし。あくまで予想ですが、前年の天候不順によるジャガイモ不作の影響であまり良くなかった前期決算と比較して、そこまで良くはならなかったということで、市場の失望売りを買ったのではないでしょうか? それともカルビー内部で実はとんでもないバッドニュースを抱えていて、それが外部に漏れてインサイダー的な取引で売られまくったとか? 真相は分かりませんが、強烈な下げでした。
事業自体は順調だと思うので、明日以降の株価に期待しましょう。
現引:江崎グリコ〔2206〕(100株)
このブログを始めて以来、初めての現引取引をしました。現引とは、信用買いした銘柄を、現金で買い取って現物株として買い付けることを言います。グリコは現物株の保有が400株、信用買いが100株でした。どちらも含み損を大きく抱えていて、当面は信用買銘柄で損した分をすぐに取り戻せないと判断して、それなら早めに現引きした方がいいんじゃないかなということで決断しました。
買付余力の現金が減ってしまったのは痛いですが、返済期限のある信用買銘柄が1つ減ると、精神的にはホッとしました。
現渡:オリックス〔8591〕(100株)
人生で初めての「現渡」取引を行いました。現渡しとは、信用売りの銘柄を、保有している同じ銘柄の現物株で相殺させて決済することを指します。
オリックスを「現物買い」&「信用売り」という両建てで保有していたのですが、一週間たっても株価は上がりっぱなしで、思い通りの値動きにならなかったので、現渡で両方を決済しました。
初めての現渡しの感想は・・・なんとなく虚しい気分になりました。現物株で含み益が+5%ほどあったのですが、その一方で信用売りが-5%超の含み損を抱えていて、「株価が上がろうが下がろうが、どっちにしても僕の損得には関係ないんだな。」という感情が湧いてきました。
現物株の含み益+5%を利益確定売りしておいて、「残りの信用売りの損はジックリ値が下がるのを待てばいいや」とも考えたのですが、やはりリスクが大きすぎるためやめておきました。何といっても信用売り(空売り)の損失は無限大ですからね、信用買いと比べて、損したときのリスクが大きすぎます。
信用売りで損が出ているオリックス(8591)をずっと持ち続けていたとして、株価が明日10倍に跳ね上がったら、100倍に跳ね上がったら、1000倍に跳ね上がったら・・・きっと僕は破産するでしょう。そんなギャンブルはしたくないので、おとなしく現渡しを行い、スタート地点に戻っておきました。