投資を考える コラム

金融商品のリスクとリターンを「交通手段」に例えて説明してみた

投稿日:2018年6月10日 更新日:

資産運用をスタートするとき、

  • 目的地(資産目標額)と
  • いつまでに目的地に到達したいか(運用期間)をしっかり決めて
  • 最適な手段(金融商品)を選ぶ

ことが重要になります。

今回、いろんな金融商品が持っているリスクとリターンを、いろんな交通手段に例えて説明してみました。

どんな金融商品が自分にとって最もふさわしいのか、考えるときの参考になれば幸いです。

では、リスクの低い金融商品から説明していきます。

※記載している利率は一般的な数値で、銀行・証券会社・銘柄等によって変動します。

【徒歩】タンス預金・普通預金・定期預金・債券

タンス預金・普通預金・定期預金・債券は、最もローリスクでローリターンな金融商品なので、交通手段は「徒歩」としました。

利率でいうと

  • タンス預金:0%
  • 普通預金:0.01%
  • 定期預金(1年):0.1%
  • 債権(日本国債3年):0.1%

となります。

基本的に元本保証なので、資産を減らすことなく着実に増やすことができます。

でも増えかたは微々たるものです。

資産を増やすよりも減らさないほうを優先するなら、これらの金融商品がよいでしょう。

【走る】投資信託・上場投資信託・不動産投資信託

投資信託・上場投資信託・不動産投資信託は、普通預金に比べたらハイリスクな金融商品なので、交通手段は「走る」としました。

利率でいうと

  • 投資信託:分配金&利回り1%~十数%(マイナスになる場合あり)
  • 上場投資信託:分配金1.5%+値上がり益(マイナスになる場合あり)
  • 不動産投資信託:利回り3.0%+値上がり益(マイナスになる場合あり)

となっていて、現金で持っておくより利回りが良いです。

投資信託は、いろんなリスク商品のなかでも、比較的安全に資産運用を行えます。値動きも安定しているので、長期で保有するのに向いているといえます。

【自転車】株式投資[現物取引]

株式投資[現物]は、より遠くまで行ける(たくさん稼げる)金融商品なので、交通手段を「自転車」としました。

利率でいうと

  • 株式投資[現物取引]:利回り0%~7%+値上がり益(マイナスになる場合あり、ゼロになる場合あり)

となります。

投資信託に比べると、ハイリスク&ハイリターンな金融商品ですが、銘柄によっては10倍にも100倍にもなる可能性を秘めています。

どの銘柄を選ぶかによって、運用成績がかなり違ってくる商品でもあります。

自転車は誰でも乗れるポピュラーな乗り物ですが、ご存知のようにスピードを上げすぎるとコケて怪我する危険性もあります。株式投資も同じで、常識の範囲で取引していたらローリスクですが、ムチャな投資をすると痛い目にあいます。

【バイク】株式投資[信用取引]

株式投資[信用取引]は、現物取引よりもさらに早く遠くへ行ける交通手段なので「バイク」としました。

持っている資産の最大3倍まで取引できるのが特徴です。たとえば100万円持っていたら300万円分の株を買うことができます。

利率でいうと

  • 株式投資[信用取引]:利回り0%~7%+値上がり益(マイナスになる場合あり、ゼロになる場合あり、保有している間は年利2~3%程度の金利をとられ続ける、制度信用取引の場合は半年後に反対売買をしないといけない、自己資金以上の損害をこうむる場合あり)

となります。

バイクは移動に便利な反面、調子に乗ってスピードを出しすぎると、大事故につながる危険性があるので、交通ルールは厳守です。同様に信用取引も複雑な取引ルールがあるので、2、3年の投資経験を経てから始めるのがベターです。

【プロペラ機】FX・先物&オプション取引・新興市場株・低位株

FX・先物&オプション取引・新興市場株・低位株は、一気に遠くまで行くことができるので、交通手段を「プロペラ機」としました。

利率でいうと、僕は本格的に取引したことがないので想像になってしまいますが、値上がり益100%以上(マイナスになる場合あり、ゼロになる場合あり、自己資金以上の損害をこうむる場合あり)くらいの爆発力があるのかな?と思います。

短期間に資産を大きく増やせる半面、短期間で資産を大きく減らすリスクも持っています。リスクを十分承知の上で取引しましょう。

まとめ

資産運用では、自分の資産目標を決めて、それに見合った金融商品を選ぶことが重要です。

そして自分がいちばん上手に乗りこなせる金融商品を早く見つけることが、資産を増やすコツです。

ちなみに僕の場合、現在の資産は1千万円、資産目標は1億円で、目的地に到達したい時期は15年後です。この数字をもとに計算すると、年利20%が必要となります。かなり厳しい数字ではありますが、株式投資という乗り物をうまく乗りこなせたとしたら、決して無理な数字ではないと僕は思います。



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