以前のブログで、僕はこんな説を唱えました。
仕事の出張先で「コンビニひとり飯」をチョイスするとき、「食べごたえがあって(量)」「安くて(値段)」「おいしくて栄養のバランスがよい(質)」の3拍子そろっているのは、
ロールパン+X(Xはお好みのコンビニ惣菜)
の組み合わせだ! と。
この説はみごとに立証された(?)わけですが、ここで新たな疑問がわいてきました。
「ロールパン」の代わりに「レトルトごはん」ではどうなのか?
もっとすばらしいコンビニひとり飯に出会えるのではないだろうか?
というわけで、先日ひとり出張の機会があったので、レトルトごはんの「コンビニひとり飯」を実食してみました。
セブンイレブンで、コンビニひとり飯を物色
仕事を終えて、出張先のホテルにチェックインして部屋に荷物を置いてひと息ついたら、さっそく手ぶらで外出です。
この、財布とスマホとホテルの鍵だけ持って外に出る瞬間が、出張でいちばん自由を感じる瞬間です!
で、セブンイレブンへ向かいます。
「レトルトご飯+Xの最適解は、一体どこにあるというのだろうか?」
と一人で腕を組んで考えながら店内を巡っていると、いろいろ候補が見つかりました。
納豆、魚の缶詰、ふりかけ、サラダチキン、ハンバーグ、漬物、焼き鳥・・・。
結局、買ったのは次の品でした。
- セブンプレミアム天然水2リットル
- セブンプレミアム宮城県ひとめぼれ(レトルトごはん)
- じゃがりこ鉄板餃子味
- セブンプレミアム男爵芋の肉じゃが
- キリン一番搾り匠の冴
合計1000円以内でおさまりました。Edy払いです。
日が暮れた見知らぬ街の中を、ビニール袋を抱えて、そそくさとホテルの部屋に戻ります。
ホテルの部屋で実食
↓ 買ってきた品の写真です。
さて、コンビニひとり飯のはじまりです。
まずは、じゃがりこをつまみながら、キリン匠の冴をゴクリとやって、下地を作ります。
匠の冴は、かなり美味いです!キリッとシャープな喉越しですが、コクがあって雑味がなくて、僕は好きです。ビール好きならいちどは試してみることをおすすめします。
ちなみにセブンアンドアイ系列の店でしか売っていない限定品だそうです。
さて、ここからメインディッシュの「レトルトごはんと肉じゃが」です。
両方を、ホテルの電子レンジでチンして部屋に持ち帰りました。
↓ そしてライスの上に肉じゃがをのせてみました!
牛丼みたいな見た目です。いざ実食!
ウーン、わるくはないんですが・・・まあまあです。
レトルトごはん自体は、そのままごはんだけで食べてもおいしかったです。
でも肉じゃががチョットなあ・・・。やっぱりレトルト惣菜で無難なのは、ポテトサラダやハンバーグやチキン煮込みなどの味がしっかりした洋食メニューですね。和食で薄味のレトルト総菜というのは、まだまだ手料理のクオリティには程遠い味でした。保存料と思われる香りが鼻につきます。
おとなしくハンバーグやチキン煮込みあたりをチョイスしておけばよかった。
↓ 最後はやけになって真空パウチの肉じゃがを、汁ごとレトルトごはんにぶちまけました!
つゆだく肉じゃが丼の完成です!
そして完食しました!
腹は満たしましたが、若干わびしさの残るひとり飯でした。
レトルトごはんを使ったひとり飯の感想
あまり満足できませんでした。
和風総菜の肉じゃがでなく、洋風のチキン煮込みやハンバーグを選んでいたら、もっとちがった結果になっていたかのもしれません。
やっぱり「食べごたえがあって(量)」「安くて(値段)」「おいしくて栄養のバランスがよい(質)」の3拍子がそろっているという条件でいうと、「ロールパン+X」のほうが満足感があると思いました。
レトルトご飯を買うと、なんとなく延長線上に「コンビニ弁当」や「吉野家・すき家・松屋の牛丼」が見えてくるので、わざわざコンビニで買って、電子レンジで手間をかけて温めるメリットがないのかな、と感じました。
「レトルトご飯」+「カップみそ汁」を買ってきて、「ふりかけ」をかけて食べたら、満足感があるかもしれません。市販のふりかけでも良いですが、手作りで大根葉としらすのふりかけなんかを持っていったら、メニューに幅ができるかもしれません。
究極のコンビニひとり飯を求めて、まだまだ挑戦は続きます。