これまで観た映画の中で、「ものすごく泣いた」映画BEST3をご紹介します。
レンタルDVD店で映画を選ぶときの参考にしていただければ幸いです。
①「国際市場で逢いましょう」
公開:2015年
監督:ユン・ジェギュン
出演:ファン・ジョンミン、キム・ユンジン
おすすめポイント
韓国の釜山(プサン)が舞台の、泣けるシーンが多すぎる映画です。
僕が泣いたのは、次の4つのシーンです。
- 映画冒頭で主人公ドクスの家族が離れ離れになるシーン、泣けます。
- ドクスがドイツの鉱山に出稼ぎに行って事故に遭うシーン、泣けます。
- ドクスが民間技術者として戦争中のベトナムへ行き、撃たれるシーン、泣けます。
- そして映画後半、さがしていた家族が見つかるシーン、号泣します。
とにかく、泣けるシーンがてんこ盛りの映画です。
②「お父さんのバックドロップ」
公開:2004年10月
監督:李闘士男
出演:宇梶剛士、神木隆之介
おすすめポイント
中島らも原作小説の映画化です。子役時代の神木隆之介くんが可愛いです。昭和の大阪下町を舞台に、笑いあり涙ありのプロレス物語です。
主人公、下田牛之助こと宇梶剛士さんの演技が光ります。
映画終盤、決死の覚悟で強敵に挑む牛之助に、思わず号泣してしまいました。
休日の昼間、ビールとおつまみ片手に、プロレスの試合を見るような気楽な気持ちで観るのがおすすめです。
原作を書いた中島らもさん自身が、チョイ役で出演しているのも注目ですよ。
③「ニュー・シネマ・パラダイス」
公開:1989年
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン
おすすめポイント
言わずと知れた「泣ける映画」の定番中の定番です。
映画監督として成功した主人公サルヴァトーレが、少年時代から青年時代にかけての思い出を回想するかたちで物語はすすんでいきます。シチリア島の美しい街並みと、映写技師アルフレードとの友情、エレナとの恋愛・・・。
物語の見どころは、サルヴァトーレの青年時代、アルフレードのある行動が(ネタばれになるので具体的には控えます)、サルヴァトーレの人生を大きく変えてしまい、30年後に初めて、その行動の裏に隠された意味をサルヴァトーレが知るシーンです。運命のいたずらというべきか、アルフレードの愛情の深さというべきか、切なくなります。
この映画は、深夜に一人で、部屋のカーテンを閉めて、スマホの電源も消して、誰にも邪魔されない環境を作っておいてから、ジックリと観たい映画です。