タバコをやめて、かれこれ12年がたちます。
それまでは、1日1箱くらい吸っていました。ちなみに吸っていた銘柄は「CABIN(キャビン・マイルド)8mg」で、煙がのどを通るときのグッとくる感覚が気に入っていました。
禁煙して12年経ちますが、いまのところ、また吸いたいとは思っていません。
やっぱり、タバコを吸うよりも、吸わないメリットのほうが多いですからね。
- 健康によい
- お金がかからない
- 周囲からの印象がよい
もちろん、タバコを吸うことは現在の日本の法律では合法であり、貴重な国の税収源であり、ひとつの文化だと思うので、タバコを好きで吸っている人に無理に禁煙をすすめるつもりはありません。
でも、もし煙草をやめたいのにやめられなくて困っている方がいたら、僕が成功した禁煙方法を是非ためしてほしいです。
僕の禁煙方法
僕の禁煙方法とはズバリ「マインドコントロール」です。
あやしく聞こえますが、そういうんじゃないです。道具を用意したり、薬を買ったりする必要はありません。お金は一切かかりません。
要するに、タバコを吸うのをやめて、数時間後から押し寄せてくる、
「ニコチンが体から抜けていって気持ちわるい!」
という感覚を、逆に
「ニコチンが体から抜けていって気持ちイイ!」
と思い込むように、マインドコントロールすればよいのです。
人間、「気持ちイイ」と感じることは、無理なくずっと続けられますからね。
ぜひお試しください!
以下は、僕が禁煙に至った具体的な経緯です。
僕の喫煙・禁煙歴
①喫煙期
20歳ごろ、友人のすすめで煙草を吸い始めました。はじめて吸ったのは「フロンティア1mg」で、そこから「マイルドセブン6mg」→「プレミア・ワン1mg」→「キャビン・マイルド8mg」と銘柄をかえていきました。
②やめたいけどやめられなかった時期
タバコを吸うことがイヤになって、禁煙を決意しました。しかし1日以上続かず、すぐにタバコの自動販売機に足が向いてしまいました。
そういう禁煙を100回以上試みて、ことごとく失敗しました。
禁煙に挫折したとき、タバコの自動販売機が利用できればいいんですけど、夜11時を過ぎると自動販売機の電気が落ちていることもありました。近所にコンビニもない。そんなときは、いちどゴミ集積場に捨てたゴミ袋を漁ってきて、タバコの吸い殻(シケモク)を取り出して、もういちど吸ってしまうこともありました。まさにニコチン依存症患者でした。
③禁煙に成功した経緯
上記に挙げた「マインドコントロール法」を考えつくに至った経緯として、まず、「自分がどのタイミングで禁煙に挫折するのか?」を分析しました。
禁煙を決意して実行し、そこから挫折するまでの過程を、時系列に紙に書き出してみました。
すると、煙草を最後に吸ってから、だいたい12時間後と24時間後に、タバコを猛烈に吸いたくなる時間帯が訪れることが分かり、そこでいつも挫折していました。
挫折する瞬間、体と心に何が起こっているかというと、体からニコチンが抜けてきて、むずがゆく感じて、イライラしてしまい、どうしても煙草を吸いたくなってしまい、煙草のことしか考えられなくなって冷静さを欠いていました。
この、なんともむずがゆい感じをやり過ごすことができれば、煙草をやめられるのではないだろうか?と思った僕は、「スーッとニコチンが体から抜けていくイヤな感覚」を「気持ちイイ感覚なんだ。」と自分をダマすことにしました。マインドコントロールです。
そして、ついに禁煙に成功したのです。
ニコチンが体から抜けていくたびに「ハー。気持ちイイなー。最高。」と自分をだますこと。これが僕のおすすめする禁煙法です。