7年前のものになりますが、大阪梅田の地下街にあるショッピングエリア「ディアモール大阪」の、2010年サマーバーゲンのポスターを紹介します。
この絵を気に入っていて、たまに眺めています。
鉛筆風のシンプルなタッチと、黄色い風船のやさしい感じが、なんだか癒されるんです。
キャッチコピーもいいな、と思います。
「ため息なんて、とんでゆけ。」
ディアモール サマーバーゲン 六月二十六日(土)から
「ため息なんて、風船につめこんで飛ばしてしまおう」という発想がおもしろいです。
イヤなことや憂鬱なことは、ぜんぶ風船に吐き出したらスッキリするよ、ということですね。
この絵を、テレビCMにするとしたらどんな感じになるだろうか、想像してみました。
(土曜日の朝の公園にて)
昨日、仕事でミスをして上司に怒られた二十代の女の子が、ベンチに座って、うつろな目でため息をついている
「ハァーーー・・・」
ふと気づくと、目の前に3歳くらいの男の子が立っている
黄色い風船をひとつ手渡される
女の子はそれを口にふくむ
「フーーーゥ・・・」
思いっきり風船に吹き込む
風船の口を結びながら
「これでよし」
風船をそっと手放す
風船がゆっくりと空に浮かんでいくのを、男の子と一緒に見上げながら、やがて笑顔になる
「さ、バーゲン行こ」
(ナレーション)「ため息なんて、とんでゆけ。ディアモール サマーバーゲン、六月二十六日から」
みたいなCM。ありがちなストーリーでしょう!?
あなたは、どんなストーリーを想像しますか?
下の写真は、2010年7月当時に、ディアモール大阪で僕が撮ったスナップ写真です。
後ろのコンクリートの壁の色ともマッチしてて、なんか癒されます。