特集の「1億円長者の素顔」というタイトルに誘われて、日経ヴェリタス(2017年8月13日~19日号)を買いました。550円でした。
日経ヴェリタスは値段が高いこともあり、売っているところが少なくてなかなかお目にかかれないのですが、駅ナカのファミリーマートの新聞コーナーに売っていました。
一年前の昨年の夏も、同じような特集記事を組んでいました。きっとこの時期は「1億円」という言葉が受けるのでしょう。
昨年の「日経ヴェリタス 2016年8月21日号」を紹介した過去ブログはこちら
特集「1億円長者の素顔」の内容をすこしだけご紹介します。調査会社マクロミルを通じて「1億円以上の金融資産を持つ富裕層」と「それ以外の一般層」に、アンケートに答えてもらった結果です。
1億円長者の「5つの哲学」
1億円長者の投資手法や投資スタイルは様々ですが、投資哲学には以下の共通点がありました。
- 勝ちパターンを作る
- 短期の変動に慌てない
- 失敗に学ぶ
- 時代の変化を読む
- 財布のひもは固く
僕自身の投資哲学と照らし合わせてみると、5つのうち「勝ちパターンを作る」「短期の変動に慌てない」「失敗に学ぶ」「財布のひもは固く」の4つは、自己評価ですが、クリアできているんじゃないかと思っています。
ひとつだけ「時代の変化を読む」は、自分に足りないところだと思っているので、これから改善していきたいです。具体的な行動としては、新聞や書籍など良質の情報をもっと吸収して、町へ出かけてこの目でいろんなものを見て、自分なりの未来予測をしていきたいです。
1億円長者は「こんな人」
1億円長者の特徴です。
- 平均年齢56歳
- 世帯年収1000万円未満が40%
- 8割が株式を保有
- 投資歴は平均23年
- 初めての投資金額は50万円未満が34%
- 一月平均16万円を投資
- 平日ランチはお弁当
この中で「8割が株式を保有」という事実は、「資産を形成するにあたり株式投資は有効である」ということを示しています。
1億円長者の、その他の特徴です。
- 今後買いたい銘柄はソフトバンクが1位(2位トヨタ自動車、3位NTTドコモ、4位日産自動車、5位任天堂)
- 20代から70代の全ての世代で、参考にしている情報源のトップは「新聞」
- 利用する証券会社はSBI証券がトップ、2位野村證券、3位大和証券
つまり、「高配当大型優良銘柄または成長銘柄に長期投資」「新聞をよく読む」という投資の王道を忠実に実践しているのが、1億円長者でした。
参考にさせていただきます!