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節約志向は続くよ、どこまでも(2017年7月29日の日経新聞より)

投稿日:2017年8月2日 更新日:

7月29日(土)の日経新聞の中ほどに、「データCLIP」という記事があり、気になったので取りあげてみました。

日経新聞データCLIP「値上げで節約68%、まずビール」

幅広い商品・サービスの値上げが続くなか、家計の節約意識が高まっている。調査会社のマーシュ(東京・渋谷)がこのほど、全国20歳以上の男女600人に行ったインターネット調査によると、節約意識がさらに高まったと答えた人は68.9%だった。中でも女性35~49歳で「意識が高まる」「やや高まる」との回答が計83.0%と目立つ。

具体的に消費を減らそうと思う品目を聞いたところ、「ビール」(32.3%)が最も多かった。国税庁が6月から酒の安売り規制を強化し、一部店舗ではビールが1割程度値上りしている。「バター」(25.7%)、「チーズ」(19.8%)を買い控える動きもある。節約の対象になりにくいのは「トイレットペーパー」(13.2%)だった。

支出を抑えた分のお金を回したい先は「貯金」(41.0%)が多い。

この記事から、次のことが読み取れます。

  1. 物価上昇により、人々の節約志向が高まっている
    物が高くなったらお金を使わなくなる。当然ですね。350mlのビール1缶が現在220円だとして、物価上昇で1缶1,100円(5倍の値段)になったとしたら、ビールを買うでしょうか?僕なら買いませんね。お給料も5倍になったら、買ってもいいかなと思いますが。
  2. とくに女性35歳~49歳が、節約志向が高い
    日々の生活で必要な食料品をスーパーマーケットで買う主婦層が、もっとも物価上昇に敏感です。身をもって感じるからこそ、節約志向が高まるのでしょう。
  3. 節約対象として多いのは「ビール」「バター」「チーズ」
    「無くてもこまらない嗜好品」から優先的に削られていくと思うのですが、この結果は意外でした。まず削られるのは「旅行」「装飾品」「煙草」からではないかと思いました。ビール、バター、チーズの3品とも、報道等で値上がりが印象的な食品ですので、このような結果になったのでしょうか。
  4. トイレットペーパー等生活必需品は、節約対象になっていない
    「生活の質を落としてまで節約するのは惨めだから、その辺は節約したくはない」という心情がうかがえます。つまりは、そこまで生活に困窮している人は少ないのでしょう。
  5. 節約した分は貯金する
    将来への不安からの貯金でしょうか。何かあったときの備えをしておきたい、という心理だと思います。

僕がいちばん気になったのは、最後の「5.節約した分は貯金する」でした。

支出を抑えた分のお金を回したい先として、真っ先に「貯金」が浮かぶというのは、なんだかさみしくなりました。

もちろん貯金は「美徳」であり、お金の蓄えは「精神安定剤」でもあります。

でも、もっともっと「貯金」でなく「投資」に目を向ける世の中になってほしいです。


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