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江崎グリコ、暴落する

投稿日:2017年8月1日 更新日:

江崎グリコ、決算発表で株価下落!

3月決算企業の第1四半期決算発表がピークを迎えていますね。

江崎グリコも、先週7月28日(金)の第1四半期決算発表があり、あまり良くない内容でした。第1四半期の利益が前年比で-5.8%、通期の利益予想も-1.9%でした。

これを受けて7月31日(月)、江崎グリコの株価は前週終値比で-6%超下落しました。さらに今日8月1日(火)も前日比-1.9%下落となり、300株保有している僕の含み損益は-7.94%まで膨らんでいます。

こんな時、投資家としてどうすればよいのでしょうか!?

こんな時は、動かずにジッとしていましょう。そして、どちらかに株価が動くのを待ちましょう。

株価上昇に動いたなら、それは自分にとって良いことだし、さらに株価下落に動いたなら、そのときがナンピン買いのチャンスです。

参考:過去記事「株価がさがったとき、どうするのが正解なのか?」

江崎グリコ、決算短信の内容は

グリコのWEBサイトから、決算短信のPDFファイルを取得して、内容を見てみましょう。

売上高

30年3月第1四半期:88.814百万円(0.1%
29年3月第1四半期:88.747百万円

営業利益

30年3月第1四半期:6,567百万円(16.2%
29年3月第1四半期:7,840百万円

経常利益

30年3月第1四半期:7,483百万円(0.3%
29年3月第1四半期:7,462百万円

四半期純利益

30年3月第1四半期:5,236百万円(5.8%
29年3月第1四半期:5,558百万円

営業利益がとなった理由が気になります。

当四半期決算に関する定性的情報(抜粋)

売上面では、冷菓部門、食品部門、牛乳・乳製品部門は前年同期を下回りましたが、菓子部門、食品原料部門、その他部門が前年同期を上回ったため、当第1四半期連結累計期間の売上高は88,814百万円となり、前年同期(88,747百万円)に比べ0.1%の増収となりました。

利益面につきましては、売上原価率は、販売品種構成の変化や食品原料部門の売上原価率の改善等により、全体ではダウンしましたが、販売費及び一般管理費は、積極的な販売促進策によって、広告宣伝費及び販売促進費等が増加しました。その結果、営業利益は6,567百万円で前年同期(7,840百万円)に比べ1,272百万円の減益となりました。

為替差損の減少によって、経常利益は7,483百万円と前年同期(7,462百万円)に比べ21百万円の増益となりましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,236百万円となり、前年同期(5,558百万円)に比べ、321百万円の減益となりました。

貸借対照表は「前会計年度末時点」と「第1四半期末」の資産・負債・純資産を比べたものでしたが、とくに大きな変化は見受けられませんでした。

損益計算書は「前期」と「今期」の第1四半期売上・利益を比べたものでしたが、広告宣伝費が前期2,666百万円、今期3,826百万円と、1,160百万円増加しています。つまり10億円以上広告費が増えているということになります。

宣伝・広告にお金かけすぎちゃったわりには売上が上がらず、儲けが少なくなっちゃいました」ということです。なぜ広告費にこれだけお金がかかってしまったのか?については、決算短信からは読み取れませんでした。

で、広告費が増えた理由は何?

いろいろ調べていたら、共同通信のこんな記事に出会いました。

(共同通信ニュース 2017/8/1)

巨大蛇口でカフェオレ試飲 グリコ、道頓堀で3千人に

江崎グリコのコーヒー入り乳飲料「カフェオーレ」が出てくる高さ約2メートルの「巨大カフェオーレ蛇口」が1日、大阪・道頓堀のグリコの電光掲示板前に登場。訪れた若者や家族連れが次々とカップに注いで楽しんだ。

8月1日の「カフェオーレの日」をPRしようと、グリコが試飲イベントとして3日まで設置。商品を模した設備に計約200リットルの飲料を用意し、約3千人に振る舞う。大阪府阪南市の大学1年生、丸山柚香さん(19)は「蛇口から飲み物がほんまに出てきて感動した」とうれしそうだった。

このイベントが直接広告費増加につながっているかは分かりませんが、こんなことやるから広告費がかさむんでしょうね・・・でも、オモロイからいいか。

グリコさん、これからも応援します!



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