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心にしみる朝日新聞の「折々のことば」

投稿日:2017年6月24日 更新日:

朝日新聞の朝刊紙面で、一面の左下に「折々のことば」という連載があるのをご存知ですか?

天声人語の左上に位置し、緑色の葉っぱのイラストが描かれている約8cm四方の記事です。

2015年4月に始まったコラムで、哲学者の鷲田清一さんが、古今東西のだれかが言ったことばを紹介し、それについてコメントしています。

哲学者の方が選んだことばだけあって、奥ぶかくて心にしみます。いわゆる有名人・偉人の名言だけでなく、一般の人の発した何気ないことばを取りあげるのもユニークです。

とくに心にしみた3つをご紹介します。

生活上の多くの悲劇は、距離を置いて見るとしばしば喜劇となります。

斎藤環

自分の身にふりかかった不幸は、心が折れそうなくらい落ち込むものですが、事実を客観視してみると、実はたいしたことないことだったり、世間でよく聞く話と同じだったりします。

悲劇を喜劇として捉えることができたなら、もうコワいものなしですね。そんな人生の達人になりたいものです。

世界の中から特定の個人を選んで食べる愛を「恋愛」というならば、世界そのものと直接に関わる愛を「仕事」と呼んでいる

長沢節

なるほど、恋愛も仕事も、どちらも愛する行為だということですね。奥深いです。「恋愛するように、心のこもった仕事しているか?」と自分に問いかけてみると・・・答えに詰まります。

ライフワーク(Life Work:天職。自分の使命だと思ってやる仕事)じゃなくて、ライスワーク(Rice Work:食うために働く仕事)になってしまっているのが正直なところです。

仮面の根源には、形体を変えるばかりでなく、本質までも変えてしまいたい、という欲望が存在する

ジャン=ルイ・ベドゥアン

仮面をかぶることで、自己超越した世界に浸れるという意味でしょうか。

そのへんは「仮面の民俗学」という本を読まないとちゃんと理解できないですが、思わせぶりな言い回しがなんとも魅惑的です。

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