2017年6月13日に、2018FIFAロシアワールドカップアジア最終予選グループBの「イラク対日本」が行われました。これに日本が勝てば、残り2試合を残してワールドカップ出場に大きく近づく、重要な試合でした。
イラクの内政が不安定なため、中立国のイランでの試合となり、現地の気温は37度という過酷な状況でのゲームでした。
先発メンバー(カッコ内は交代選手)
- GK:川島永嗣
- DF:酒井宏樹(酒井高徳)、吉田麻也、昌子源、長友佑都
- MF:井手口陽介(今野泰幸)、遠藤航、本田圭佑、久保裕也、原口元気(倉田秋)
- FW:大迫勇也
試合展開と結果
- 前半8分:
右コーナーキックを本田が蹴り、大迫がニアサイドからバックヘッドで日本がGOAL! - 後半27分:
吉田と川島の連係ミスを突かれて失点、イラクGOAL! - 井手口と酒井宏樹が負傷交代、久保裕也もまともに走れない状態だったが、交代枠をすべて使ってしまったため交代できず。そのまま1-1のドローで試合を終えた
順位表
この結果、残り2試合を残し、日本は辛くも首位を守り抜きました。
チーム名 | 勝ち点 | 得失点差 |
日本 | 17 | 9 |
サウジアラビア | 16 | 7 |
オーストラリア | 16 | 6 |
UAE | 10 | -3 |
イラク | 5 | -3 |
タイ | 2 | -16 |
残りの日程
残り2試合は、上位同士の直接対決なので、厳しい試合となるでしょう。
- 2017/8/31(木)19:35「日本対オーストラリア」(埼玉スタジアム2002)
- 2017/9/5(火)時間未定「サウジアラビア対日本」(サウジアラビア:場所未定)
3位以内は確定したので、最悪のケースでもグループAの3位とのプレーオフに進出できますが、できればプレーオフは避けたいところです。
試合の感想
37度の過酷な状況で、最後まで懸命に走った選手たちに、拍手を送りたいです。
失点シーンはゴールエリア内での一瞬のスキをつかれました。吉田が川島にボールをゆずることなく外に蹴り出していたら・・・と悔やまれますが、仕方ないですね。
タラレバの話になってしまいますが、最初から過酷な状況であることが分かっていたなら、いつものゲームプランを捨て、前線にドリブラーを3人置いて、ロングボールで単純に前線へボールを出し、あとは個人技まかせで、うまくファウルをもらえたらセットプレーから1点!みたいな戦術でも良かったのでは? 控えの岡崎・乾・浅野なら、それができたと思います。
とにかく苦しい状況でなんとか勝ち点1をとれたのはホントに良かったです。
次のオーストラリア戦も応援します!