僕はSBI証券をメイン口座として投資しています。
メイン口座にSBI証券を選んだ理由のひとつに「ポートフォリオ画面が分かりやすくて便利だから」というのがあります。
SBI証券のポートフォリオ機能について、2つの利点をご紹介します。
①表示形式の自由度が高い
表示する項目を自分用にカスタマイズできるのがうれしいです。
僕の場合は、次の項目にカスタマイズしています。
- 銘柄(コード)
- 取得単価
- 現在値
- 数量(株数)
- 評価額
- 損益(%)
- 前日比(%)
- 通貨(JPY/USD)
- 市場(東証/NYSE)
自分なりに工夫をしているところは、あえて「損益額を表示していない」点です。損益の金額を見てしまうと、含み損を抱えている場合、どうしても恐怖心がわいてきてしまいます。「いま○○万円損している。ヤバい。」となってしまいます。
あえて損益額は見ないようにして、「損益(%)」のみ見えるようにすることで、次のメリットがあります。
- 取得単価の大きさによる取引のブレがなくなる(例:10万円の株が10%下がると1万円の含み損。50万円の株が2%下がると同じく1万円の含み損。同じ1万円の損益額ですが、下落率は10%と2%なので、それぞれ投資判断はちがったものになるはずです。)
- 投資資金の大きさによる取引のブレがなくなる(例:資金が100万円のときでも500万円のときでも、同じ判断基準で投資したほうが安定した運用ができます。資金の大きさによって保有株数は変わって当然ですが、○%上がったら売ろう、○%下がったらナンピン買いしよう、という判断は、資金の大きさに関わらず、一定のほうがよいです。)
②別の証券口座の銘柄も一括管理できる
SBI証券のポートフォリオ画面で、もうひとつのメリットは、やり方次第で他の証券口座の保有株も一括管理できる点です。
※他の証券口座の銘柄が自動的に反映されるわけではないです。
ポートフォリオ一覧は、「株式(現物/特定預り)」「株式(現物/一般預り)」「株式(信用買建/売建)」に分かれて表示されることを利用した手法です。
僕は次のように分けています。
- 株式(現物/特定預り):自動登録。SBI証券で保有している銘柄の一覧。
- 株式(現物/一般預り):手動登録。楽天証券、マネックス証券で保有している銘柄の一覧。取得単価と株数を手動登録しておくことで、擬似的に株価の状況を把握できます。
- 株式(信用買建):手動登録(信用売買した場合は自動登録)。いつか買いたいなーと思っているウォッチ銘柄を登録しておきます。
楽天証券やマネックス証券にログインしなくても、SBI証券だけにログインすれば保有株の状況がわかるので便利ですよ!