関西には「安くてウマい店」がいっぱいあります。
その中で僕が厳選しておすすめする「ふだん使いの関西お持ち帰りグルメ」を3つご紹介します。
コストパフォーマンスが高くて、関西の暮らしに根ざしている超定番グルメです。
第1位:御座候
御座候(ござそうろう)は、兵庫県姫路市発祥の「大判焼き(今川焼、回転焼)」の店です。
最近は関東・中部・中国四国・北海道のデパ地下や駅にも進出しています。
1個85円(税込)という安さです。
あんこがたっぷり入っていて程よい甘さで、生地がしっとりしていて、たまりません!
デパ地下の店はいつも買物途中のおばさんやおじさんが行列を作っています。
小豆あんを使った「赤」と、いんげん豆の一種のてぼう豆をつかった「白」の2種類がありますが、圧倒的に「赤」が人気ですね。
小腹がすいたときのおやつとして1、2個買う人がいたり、身近な人への手土産として5個、10個買う人もいます。
作りたてがおいしいですが、家に持ち帰ったあともこんな楽しみ方ができます。
- 冷凍しておいて、食べたいときに電子レンジでチンすればすぐに食べられる
- 冷めた御座候を、フライパンかオーブントースターで、両面カリッと焼いても美味!
第2位:キャベツ焼き
大阪南部を中心に展開している「キャベツ焼き」の店です。
キャベツ焼きとは「キャベツ・小麦粉・玉子」が主な材料の、お好み焼きに似た粉もんです。
お好み焼きでもない、たこ焼きでもない、大阪ミナミのソウルフードです。
驚きなのは値段! ボリュームたっぷりなのに1枚140円(税込)です。
1枚に卵1個まるごと入っていて、2枚食べたらお好み焼き1枚分くらいの満足感があります。ソースと天かすのバランスも絶妙です。
昼ごはん、晩ごはんにもなるし、ビールのおつまみにもなるし、重宝しています。
ひとつだけ気をつけたいのは、長い時間鉄板に置かれたキャベツ焼きだと生地が固くなってしまうので、お客さんの回転が良い店で買うのがおすすめです。
第3位:回転寿司「大起水産」のお持ち帰り寿司
大起水産(だいきすいさん)は、大阪府堺市を本拠にしている回転寿司チェーン店です。
魚の卸販売会社発祥とあって、ネタの鮮度はピカイチです。
関西発祥の回転寿司チェーン店「くら寿司」「スシロー」よりも安くておいしいと思います。
土日はいつも家族連れで大行列ですが、お持ち帰りだと並ばずに買えます。
にぎりの盛り合わせが「1人前10貫入680円(税抜)」「4人前40貫入3,300円(税抜)」で買えるので、ネタの良さを考えるとスーパーマーケットのお寿司コーナーで買うよりも断然お得です。
ちなみに店内で食べると、会計時に必ず味噌汁無料券をもらえるので、ついついまた行きたくなります。
まとめ
御座候、キャベツ焼き、大樹水産の寿司、まだ味わったことのない方には、是非ともおすすめします。
今回ご紹介した3つの会社は、いずれも株式市場には上場していませんが、もし上場したら投資したい企業ばかりです。