信用取引売り(空売り)の初体験に向けて、勉強中です。
空売りするとしたら信用建余力が多いほうが有利なので、投資資金の70%を入金しているSBI証券で取引しようと考えています。
SBI証券のサイトには「投資を学ぼう」というコーナーがあって、さまざまな金融商品について基礎から教えてくれます。その中に「はじめての信用取引」というページがあるので、空売りについて改めて学んでみました。
「投資を学ぼう」のページは「ホーム > 投資を学ぼう > はじめての信用取引」から誰でも閲覧できます。
信用取引についての学習メモ
- 信用取引とは、投資家が証券会社に委託保証金を差し入れ、お金や株式を借りて行う売買取引。
- 個人投資家の売買代金の過半数(60%)が信用取引となっている。
- 手持ちの資金の約3倍まで取引できる。
- 「売り」から取引をはじめられる。
- 返済期限が決められている。(制度信用取引の場合)
- 取引によってかかる費用。
取引手数料:取引の際にかかる費用(50万円までの株で200円くらい)
金利:信用買に伴う融資に対するコスト(年間3%くらい)
貸株料:信用売に伴う貸株に対するコスト(年間1~3%くらい)
品貸料:信用売に伴う貸株に対する追加コスト(逆日歩。金額は場合による)
その他:口座管理や権利処理のための手数料等(1ヶ月ごとに1株あたり10銭) - 保証金が追加で必要なケースもある。(追証)
- 保有している現物株のリスクヘッジに使える。(例:相場全体の動きに連動するETFなどを信用新規売しておく)
- 信用買の場合は、株価がマイナスになることはないので、損失は売買代金以上に拡大することはないが、空売りの場合は、株価に上限がないため、最大損失額は無限大となる。
- 制度信用取引と一般信用取引があり、6ヶ月以内の短期売買で「売り」からはじめるなら制度信用取引のほうがおすすめ。(SBI証券の場合)
学んでみての感想
- 個人投資家の売買代金の半分以上が信用取引、という事実には驚きました。もっと少ないと思っていました。
- 空売り規制や逆日歩など複雑なルールについて、よく理解できませんでしたが、「空売りはハイリスク・ハイリターンである」ということはよく理解できました。
- 空売り取引によってどのくらいの費用がかかるのか、感覚的につかめていないですが、とにかくいちど取引してみて、肌で感じるしかないのかなと思いました。
- まずは10万円以内の株を空売りしてみて、2%くらい上値に損切ラインを設定しておき逆指値で返済買をしておく、という流れでやってみます。これなら損したとしても10万×0.02で2000円の損失(勉強代)で済みます。