「自分は毎年、株式取引でどのくらいの利益を生んでいるか」を知りたい場合、証券会社から交付される年間取引報告書でかんたんに確認できます。これは、取引手数料や税金が引かれたあとの儲けを示します。
でも、純粋に、株を売買したときの差額、つまり企業活動でいうところの売上高がどのくらいかは、すぐに分かりません。
そんなとき、いつものExcelの取引記録で集計すれば、すぐに分かります。
たとえば2016年の損益額を集計してみます。
まず、取引管理表Excelを開き、「売却日」列を、フィルター機能で降順に並べ替えます。いちばん上から、最近の売却日順に表示されていきます。
そして、Excelの「オートSUM」機能で、「売却日」列が「2016/01/01~2016/12/31」までの行を確認し、その行の「損益額」のところをオートSUMで全部ドラッグアンドドロップします。
これで2016年の合計損益額がわかります。
合計損益額を別表に整理していきます。ドル建ての株は、ドルのまま別集計します。
これを各年毎に集計して、別様式に書き写すと、こんな感じになりました。
こうやって年間の推移をみてみると、株をはじめた初年度(2009年)はマイナスでしたが、それ以降は毎年プラスで推移しています。
2013年以降は、毎年60万円以上の利益はクリアしてきているので、今年も最低そのくらいは越えていきたいです。