「どんな桜が一番好き?」の調査結果
桜の「〇分咲き」、どのくらいの咲き方がいちばん好きですか?
niftyが2015年に行った調査では、次のような結果になっています。
つぼみ | 1% |
咲き始め | 3% |
5分咲き | 4% |
7分咲き | 28% |
満開 | 47% |
散り始め | 15% |
葉桜 | 2% |
やはり「満開」がいちばん人気ですね。約半数の人が満開が好きと答えています。
そのあとに「7分咲き」が28%、「散り始め」が15%、と続きます。
「満開」「7分咲き」「散り始め」の3つで全体の90%を占めています。
niftyニュースの調査団員の声を読むと、人それぞれ桜の楽しみ方がちがっていて面白いですね。
- 【つぼみ】樹が雨に濡れて漆黒になると、朱鷺色と漆黒のコントラストが、狂い咲きの前の、狂気を湛えた静けさを思わせて、魅せられる
- 【咲き始め】楽しい時間を予想させる「咲き始め」や「5分咲き」がちょうど良い
- 【5分咲き】これから見ごろかな?と明日以降楽しみに待てる時期が一番好き
- 【7分咲き】7部咲き位がつぼみから満開までいろいろ見られるように思う
- 【満開】満開のときは3、4日しかないので、はかない感じがして好き
- 【散り始め】花びらが待っている中を歩くと、自分が映画のヒロインになった気分になる
- 【葉桜】生命のいぶきが感じられる
僕が好きな咲き加減は「つぼみ」
さて、僕のいちばん好きな桜の咲き方はというと、上の写真のような「つぼみ」がいちばん好きです。nifty調査では1%の少数派なんですね。
7分咲きくらいが、花としてはいちばん綺麗かなと思うんですが、いちばん桜に心おどるのは、つぼみなんです!
つぼみが好きな理由です。
- つぼみを見ながら、桜の花がパッと開いた木の姿を想像するのが楽しい
- つぼみの、さくらの花びらの色をギュッと凝縮したような濃い桜色が美しく、形や色が、どことなく芸術的なエロチシズムを感じる
- つぼみだと、まだ花見客がいないので、ゆっくり桜を観賞できる
花ひとつにこれだけ多くのひとがこだわりを持っているというのは、むかしから桜が日本人のこころであり続けているからなんでしょうね。