きょうは「株式投資のかんたんレシピ」ではなくて「料理のかんたんレシピ」です。
日本人の主食である白米のごはんを、家庭にある調理器具でいかにおいしく炊くか。
ごはんさえおいしく炊ければ、多少おかずが粗末なものでも、幸せな気分になれるんじゃないか。そう思い、ごはんを炊く調理器具や調理法についてはいろいろと試してきました。
炊飯器
失敗がなく、ある程度おいしく炊けるのですが「もうおかずはいらない!ごはんだけで食べたい!」と思えるほど、とびきりおいしくは炊けない(もっと高級な炊飯器ならさらにおいしく炊けるかもしれませんが)。鍋に比べ、炊けるまで時間がかかる。
文化鍋
分厚いアルミニウム製の、フタのところに吹きこぼれよけがある鍋。思う存分沸騰しても吹きこぼれないし、フタ周辺に溜まった汁が内部を密封するため高温で炊ける。でも火加減や水加減によっては米に芯ができることがあり、コツをつかむのがむずかしい。
土鍋
たまにクリティカルヒットがあり、「もうおかずは要らん!」というくらいうまく炊けるときもあるが、これも米の浸水具合や火加減や水の分量で、炊き加減が安定しない。土鍋自体が水分を吸う関係もあり、季節によっても炊きあがりが変わってくるのだと思う。また、吹きこぼれたときはコンロ周りが米汁でビシャビシャになる。
なかなか良いものが見つからずにあきらめかけていたその時・・・
むかし料理研究家の小林カツ代さんがテレビで言っていた言葉を思い出しました。
「うちはル・クルーゼ(LE CREUSET)でごはんを炊くの。失敗しないし、とってもおいしいのよ。」
そして、我が家にあったル・クルーゼでご飯を炊いてみました。
ル・クルーゼの鍋
いつもは鍋物やシチューでしか使われないル・クルーゼでごはんを炊いたら、「失敗なくかんたんに炊けて、しかも超おいしい!」という結果でした。大きいので5合以上は余裕で炊けるし、土鍋みたいな激しい吹きこぼれもなく、炊きあがりも米が立っていてしっかり糊化(デンプン化)していておいしいです。米を炊くのにフランス製の鍋がイチバンというのは、なんだか複雑な気持ちですが、でも事実そうなのでした。
僕がル・クルーゼの鍋でいろいろ試して、これなら誰でもうまく炊けるというレシピを作りました。
【ル・クルーゼの鍋で炊くごはん】
- 米5合を研ぎ、ざるにあげ、30分おく。
- ル・クルーゼ鍋に米を入れ、同量の水を入れる。
- フタをして中強火で8分炊く。
- 鍋のフタの隙間から蒸気がもれ出てくるのを見守り、蒸気とともにお湯のしぶきが噴き出るくらいになったら弱火にして7分炊く。
- 最後に数秒強火にした後、火を止め、フタの上にタオルをかけて15分蒸らしたら完成。
調理時間合計:1時間
各手順にかかる時間を、タイマーでその都度セットしておけば(30分→8分→7分→15分)、ずっと鍋のそばにいなくても良いのでかんたんです。ぜひ、お試しあれ!
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ル・クルーゼの鍋で炊くごはん 実践レポート
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