(東洋経済新報社、大倉忠司 著)
鳥貴族(3193)の株に投資したい方なら、いちどは読んでおいてよい本です。
僕は楽天市場で、古本で買いました。698円でした。
全ページにわたり鳥貴族のことしか書かれていない、大倉忠司社長の鳥貴族愛が伝わる一冊です。
目次
目次です。
第1章 世界を変える「280円均一」の信念
第2章 「280円均一でもおいしい」の秘密
第3章 「俺たちは鳥貴族」。誇り高き人づくりの法則
第4章 「おいしくて280円均一」をチェーン展開する鉄則
第5章 2000店舗に向けて。鳥貴族の未来
鳥貴族の特徴と強み
鳥貴族の特徴や強みを、本から抜粋します。
- 280均一価格というわかりやすさ
- メニューを絞り込む
- 単一業態を貫き、食材調達力アップ
- 地産地消の実現
- お通しを出さない
- 炭火焼へのこだわりを捨てる
- 利益を生まない本社にお金をかけない
- 家賃の安いビルの二階以上や地下に出店(でも看板が派手なので十分目立つ)
鳥貴族の本社に行ってみた
鳥貴族の本社ビルには、僕は実際に足を運んで行ってみたことがあります。
なんばから西に1kmくらいのところにあるのですが、阪神高速道路の高架のすぐそばにあり、周りは運輸会社や小さな工場が立ち並ぶ、決して華やかとはいえない場所でした。ビジネス街に比べると地価は安いでしょう。
「本社を飾り立てない」というのは、かのウォーレン・バフェットも投資する企業を選ぶ基準に挙げています。なので、本社ビルにお金をかけない、というところに好感がもてました。
本にも掲げている「2000店舗達成」に向けて着実に成長していってほしいです。
関東・中部・関西で地盤を固めたら、全国展開してほしいです。
鳥貴族のファンとして応援しています。
で、この本の難点をひとつだけ挙げさせていただくと、ところどころにある写真がオール白黒だったことです。せめて焼き鳥の写真くらいはカラーにしたほうがおいしそうに見えるのになあ、と思いました。