株式投資をやってるなかで、一度にもっとも大きな損失を出した思い出ぶかーい銘柄。
それが、JASDAQに上場しているB-Rサーティワンアイスクリーム(2268)です。
含み損がかさみ、損切りして13万円を失いました。
取引の記録です。
2013/5/24
100株購入
2013/6/19
下がったので100株購入
2013/6/26
さらに下がったので100株購入(合計300株の平均購入価4670円)
そこから全く株価が動かず、その間に何回かの配当金と株主優待品(商品券)をもらいながら約2年の月日が流れ、ついに損切りしてしまいました。
2015/3/10
100株を4235円で売却 損益-9.3%(-43,500円)
2015/3/11
100株を4240円で売却 損益-9.2%(-43,000円)
2015/3/11
100株を4235円で売却 損益-9.3%(-43,500円)
合計13万円の損失。一万円札を13枚をなくすというのは、やはりショックですねー。
もともと、なぜサーティワンに投資したかというと、
- 自社サイトが楽しくて好感が持てた
- 他にはない業態で独自性がある
- 昔からある商品で、単純にアイスクリームの味がおいしい
- 地球温暖化が進むということは、冷たいものに需要がある
- 火を使わない厨房なので効率的な経営ができる
などの理由で買っていました。
でも、保有している銘柄の株価が下がり続けると、なんというか、その企業に不信感がわいてくるものです。とても気に入っていたサーティワンでさえ
- 夏しか売れない商品なのでは?
- 女性やこどもしか買わないんじゃないの?
- だとしたら少子化でさらに向かい風ではないのか?
と疑いをもつようになりました。
そして、サーティワンという企業が、今後の成長性を感じさせるアクションを起こしているかというと、どうもちがうなと判断し、思い切って損切りしました。
2017年現在、サーティワンの株価をみると、4000円付近をウロウロしています。あのまま持ち続けたとしても、ずっと含み損を抱えたままだったので、損切りしてよかったケースなのかもしれません。
商品自体はとっても魅力的で味も最高なので、それに付加価値を加えることに注力していけば、オンリーワン企業として成長を続けられるんじゃないでしょうか。
たとえば
- 人気フレーバー投票
- バレンタインデーやホワイトデーとからめた販促
- 合併元のバスキン・ロビンス社と不二家の商品とのコラボ
- 高級路線のアイス
- 高速道路パーキングや土産物屋でのご当地アイス
- 病院の売店付近での販売
- 通信販売
- イベント会場で出張バス販売
とか、いろいろやり方はあると思うんですけどね。
ぜひ今後のサーティワンに期待します。
さて、僕自身はこの取引から学ばなくてはいけません。
長期見通しの期待がもてない企業をナンピン買いすると、大変なことになるという教訓として、これからもこの失敗を忘れないようにします。
サーティーワンアイスの塩漬け、甘いか!?しょっぱいか!?