投資を考える コラム

失敗談「オリンパス株大暴落で」

投稿日:2017年1月14日 更新日:

5年前の2011年に起きたオリンパス事件、おぼえていますか。

(Wikipediaより抜粋)オリンパスが巨額の損失を「飛ばし」という手法で、損益を10年以上の長期にわたって隠し続けた末に、負債を粉飾決算で処理した事件。2011年(平成23年)7月、雑誌FACTAの調査報道によるスクープと、イギリス人社長の早期解任をきっかけに明るみに出て、大きな注目を集め株価も急落、会長らは辞任、オリンパスは上場廃止の瀬戸際に立つことになった。

粉飾決算が発覚後、株価は3000円弱のところから一気に急落し、一時1000円を割り込みました。

そのとき僕は・・・オリンパス(7733)株、すこし買いました!

当時の取引記録です。

2011/10/17

100株1600円で買付、同じ日に1605円で売却。損益0.3%+500円

2011/10/19

100株1388円で買付、同じ日に1348円で売却。損益-2.9%-4,000円

こうやってあとから眺めてみると、なんともチキンで臆病者の投資ですね。

でも、当時は粉飾決算の罰則で、上場廃止するんじゃないかと報道されていましたし、上場廃止となれば、持っている株は全てパーです。

「15万のお金が一瞬でゼロになるかも。」とコワくなり、買ってはみたもののすぐに売ってしまいました。本業サラリーマンの昼休み中に、ひとり心臓バクバクで取引していたのをおぼえています。

・・・あれから5年がたちました。

2017年1月現在、オリンパス株価は4090円。当時の4倍ちかくに育っています。

あたふたせず、持っておけばよかった。

「世界シェア7割の消化器内視鏡事業」、「デジタルカメラでのレンズの品質の良さ」という事業の優位性と安定性を冷静に判断できていたら、「オリンパスは大丈夫」と信じることができ、売らずに腹をすえてガマンできていたと思うのです。残念。

じゃあ、近い将来、同じようなことが起こったとき、こんどは売らずに持っておけるか?と自分に問いかけてみましたが、きっと売ってしまうんだろうなあ。

僕は、オリンパスの胃カメラもデジカメもよく知らないし、競合企業と比べて何が優れているのかもちゃんと分かっていない。だから最後まで信じきれなかった。

悪材料が出た時、その企業を腹の底から信じられるか?

結局はそこが投資の肝だと思うんです。



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