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「賢明なる投資家」

投稿日:2017年1月2日 更新日:

おすすめ度:
パンローリング株式会社
ベンジャミン・グレアム著

株式投資の名著といわれるベンジャミン・グレアム(Benjamin Graham)の「賢明なる投資家」。

数年前に買って読みましたよ。3,800円。結構なお値段です。感想はというと、「正直、むずかしすぎてよく分からない!」でした。

アメリカの会社名がよく出てくるのですが、なじみがない会社が多く、とっつきにくいところがありました。でも、これから投資の経験を重ねていく中で、読み返すたびに理解できるところが増えていくんじゃなかろうか、と期待させる一冊でした。

それと、内容とは関係ないんですが、単行本を持ったときの存在感というか重厚感は凄みがあります。本棚に並べるとすごく見映えがよいので、お部屋のインテリアや来客時の話のネタとして持っておいて良いんじゃないでしょうか。

内容は、まず序文で、グレアムを師とあおぐウォーレン・バフェットが寄稿しています。そこからの引用。

私がこの本の初版を読んだのは1950年の初め、19歳のときでした。そのとき、それまでに読んだ投資関連のすべての本の中で、最高の一冊だと思いました。そしてその思いは今も変わっていません。
(中略)
グレアムが唱えているビジネス原則に従えばーーまた、第8章と第20章で述べられている貴重な教えに細心の注意をもって臨むことができればーー投資でひどい目に遭うことはないでしょう(これは、みなさんの予想よりもかなり良い結果を意味します)。

続いて目次は以下です。

  • 第1章 投資と投機ーー賢明なる投資家が手に入れるもの
  • 第2章 投資家とインフレーション
  • 第3章 株式市場の歴史ーー1972年初めの株価
  • 第4章 一般的なポートフォリオ戦略ーー保守的投資家
  • 第5章 防衛的投資家のための株式選択
  • 第6章 積極的投資家の分散投資ーー消極的な方針
  • 第7章 積極的投資家の投資ーー積極的な方針
  • 第8章 投資家と株式市場の変動
  • 第9章 投資ファンドへの投資
  • 第10章 投資家とそのアドバイザー
  • 第11章 一般投資家のための証券分析
  • 第12章 一株当たり利益に関して
  • 第13章 上場四企業の比較
  • 第14章 防衛的投資家の株式選択
  • 第15章 積極的投資家の株式銘柄選択
  • 第16章 転換証券とワラント
  • 第17章 特別な四社の例
  • 第18章 八組の企業比較
  • 第19章 株主と経営陣ーー配当方針
  • 第20章 投資の中心的概念「安全域」

たしかに、全部読んでみると、バフェットの序文にあるように、8章と20章がこの本の言いたかった中心テーマだと思います。

8章「投資家と株式市場の変動」をまとめると、「『投機家』は株価の変動で利益を得ることに関心を持つが、『投資家』は適切な証券を適切な価格で取得して保有することに関心を持つ。株価の変動に惑わされてはいけない。」ということを言っています。

20章「投資の中心的概念『安全域』」をまとめると、「安全域(Margin of safety)が投資家の極意だ。企業の本来の価値より割安になっている銘柄をみつけ投資することが大事だ。」ということを言っています。

文字にすると当たり前のことですが、何事も基本がいちばん大切ですね。

今年も基本を忘れず、賢明な投資を心がけます!

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