投資を考える コラム

失敗談「良品計画ナンピン地獄」

投稿日:2016年12月3日 更新日:

あなたはナンピン地獄を経験したことがありますか。

僕はあります。

地獄というのはチョットおおげさかもしれませんが、投資で失敗する人の主な原因のひとつが「ナンピン買いのあとの塩漬け地獄」です。

失敗の経緯を記録しておきます。

ナンピンとは

買ったあとに株価が下がった場合、下値で買い増しすることをいいます。

たとえば株Aを1000円で買ったあと、株価が500円まで下がったところでナンピン買いしたとすると、平均取得単価は(1000+500)÷2=750円となります。

1株あたりの買い値を下げることができるので、うまく取引すれば利益を上げられる反面、失敗すれば損失が膨らむリスクがあります。

良品計画ナンピン地獄の経緯

僕が経験したナンピン地獄の取引経緯です。

2011年10月5日

良品計画(7453)の第2四半期決算発表前に、200株買いました(当時100株は約430,000円)。「業績は絶好調だし、少し値上がりしたら利益確定しよう。」と、かるい気持ちだったのですが、決算発表後、株価が急落

業績はよかったのですが、たぶん市場予想に届かなかったことによる失望売りだったのでしょう。

2011年10月6日

急落はチャンス、と100株ナンピン買いしました。

2011年10月7日

さらに急落したため、200株ナンピン買いしました。
これで500株、合計200万円。当時の投資資金はほとんど底をつきました。その後、すぐに戻るとおもった株価はズルズルと下がり続け、最大で含み損益が-20%になりました。こうなるともう何も手出しができず、塩漬け状態です。

2012年3月末

約半年後、ようやく株価が回復し、損益ゼロ状態になったので、全500株売りました。

結局10月~3月の半年間、資金が凍結し、身動きがとれず、良品計画の株価を眺めるだけの日々でした。精神的につらかったです。

ナンピン地獄の教訓

なんとか大損せずにすみましたが、落ちているナイフを素手でつかみにいって大ケガした、というしくじり話です。

ナンピンするときは、「ある程度期間をおく」「何%の下落でナンピンする」などのルールを決めておくことが大事だと学びました。

補足:
僕が全部の株を売ったあと、良品計画の株価はスルスルと上昇を続け、2016年12月現在、株価は21,000円。2011年当時は4,000円だったので、そのまま株を持ち続けていれば、5倍に膨れ上がっていました。投資にタラレバは禁物ですが、一時的な株価の変動にまどわされず、企業を信じることも大切ですね。



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