「投資は自分の守備範囲の外に出ないことが大事だ」と、投資家のウォーレン・バフェットは言っています。
この「守備範囲に出ない」について、「世界一シンプルなバフェットの投資」(ジェームズ・パードウ著、アスペクト社)で詳しく解説していますので、引用します。
チャーリー・マンガーは机の上に「イン」と「アウト」と「難しすぎる」という見出しをつけた3つのボックスがある状況を想像すると言う。そして、マンガーとバフェットは、ほとんどの投資チャンスを「難しすぎる」のボックスに入れる。
あなたもバフェットと同じようなチェックリストをつくって、すべての条件が満たされたときにだけ投資するようにしよう。自分の守備範囲の外に出ないこと。
たいていのチャンスは「難しすぎる」のボックスに入れ、自分が正しい分析をしたという十分な確信が生まれたときだけ行動しよう。自分の守備範囲のなかにあると確信したら、ためらわずに思い切りよく動こう。
「世界一シンプルなバフェットの投資」を紹介した過去ブログはこちら
※チャーリー・マンガーは、バフェットと一緒に仕事をしている盟友です。
「自分の得意分野だけにこだわって勝負することが大事」ということだと思います。
僕の場合の守備範囲は、「自分が利用している製品・サービスを提供している企業へ投資」です。なのでこれまで投資してきたのは、身近に利用できる食品・外食・小売関係の銘柄がほとんどです。
逆に、守備範囲の外にあるのは
- 新興市場銘柄への投資
- FX(外国為替保証金取引)
- 投資信託
- 信用売り
- 先物取引
などです。どれも魅力的で興味ある商品ではありますが、よく知らないまま投資するのはコワいので、いまのところ本格的に投資しようと思ったことはありません。
もし守備範囲外の投資商品のなかで、新しい投資にチャレンジするとすれば「信用売り」をやってみたいです。
「株価が下がったら儲かる」というのはいったいどんな気分なのか、興味があります。