上の表は、僕が株式取引を管理しているExcel表の一部です。投資をはじめてからずっと、このExcelで取引記録を管理しています。
かんたんに管理できるように色々と試行錯誤した結果、このスタイルに落ち着きました。
- 白色の行は、いま保有している銘柄
- 灰色の行は、すでに取引(買付と売却)が終わった銘柄
となっています。
Excelで記録するメリットと、続けるコツ
株式投資の取引記録をExcelで記録しつづけるメリットとしては
- 自分の取引を冷静に見ることができる
- 蓄積したデータを使って取引傾向を分析できる(平均有日数、年間損益、損益率分布、銘柄別損益、などをかんたんな数式やグラフで作成できる)
- 利益が積み重なっていく様子を眺めるのがキモチいい(これはオマケ)
ということが挙げられます。
管理を続けるコツは、取引手数料や税金や配当金などの細かい数字は気にせずに、単純に買値と売値と約定日付だけを記録していくことです。
あまり細かく管理すると、イヤになって長続きませんからね。
それに、手数料や税金を考慮して、実際にどの程度儲かっているかは、どんぶり勘定でおおまかに把握できます。
まず、取引で得た利益のなかから20%が税金で引かれます。そして、たまにもらう配当金と、証券会社に払う取引手数料がプラスマイナスゼロくらいなので、結果として利益の7~8割程度が手元に残る、と考えていればよいと思います。
取引記録Excel管理表の各セル設定値
このExcel管理表を使ってみたい方のために、各セルの詳しい設定値です。
取引記録Excel管理表の各セル設定値
- A列「銘柄」:手入力
- B列「コード」:手入力
- C列「買付日」:手入力
- D列「買値」:手入力
- E列「売却日」:手入力
- F列「売値」:手入力
- G列「日数」:数式「=E2-C2+1」
- H列「損益率」:数式「=(F2/D2)-1」、セルの書式設定「[黒]0.0%;[赤]-0.0%」
- I列「損益額」:数式「=F2-D2」、セルの書式設定「[黒]#,##0_ ;[赤]-#,##0」
補足
上の数式の「=E2-C2+1」などのセル名は、Excelの2行目の場合の値です。
3行目以降はセル名は
「=E3-C3+1」
「=E4-C4+1」
「=E5-C5+1」
などに変わっていきます。
パソコンは持っているけど、Microsoft Officeを持っていない方は、フリーソフトの「Open Office」や「Libre Office」、廉価版の「Kingsoft Office」などでも十分対応できる簡単な数式です。
参考記事のご紹介
取引記録Excel管理表の作成方法や活用方法の記事です。