投資を考える おすすめ投資本

「世界一シンプルなバフェットの投資」

投稿日:2016年11月19日 更新日:

おすすめ度:★★★
アスペクト社
ジェームズ・パードウ著 中島早苗 訳

投資の神様、ウォーレン・バフェット氏の投資手法をまとめた本で、僕が読んだ数々の投資本の中で、最もおすすめしたい一冊です!

バフェットに関する本は巷にあふれていて、書店の棚一列がそれだけで埋まるくらいなんですけど、その中でも、この本は1,000円以下と値段が手ごろで、内容もコンパクトにまとまっていて読みやすいです。

目次

目次を読むだけでも、バフェットの教えが伝わってきます。

【目次】
ウォーレン・バフェットのやり方
第1章 複雑な投資より、シンプルな投資を
第2章 自分の投資は自分で決める
第3章 常に冷静さを失わない
第4章 一に忍耐、二に忍耐
第5章 株でなく、企業を買う
第6章 「特権」企業を探す
第7章 ハイテクではなく、ローテクを買う
第8章 投資対象を絞る
第9章 動きすぎない。動かない
第10章 ティッカーを見ない
第11章 下げ相場は買いチャンス
第12章 全部のボールにバットを振らない
第13章 マクロを無視する。ミクロに集中する
第14章 経営者を見る
第15章 ウォール街の王様は裸だ
第16章 独立思考を身につける
第18章 市場予測を無視する
第19章 「ミスター・マーケット」と「安全域」
第20章 周りが貪欲なときは臆病に、周りが臆病なときは貪欲に
第21章 読んで、また読んでから、考える
第22章 良い習慣を身につける
第23章 他の投資家の失敗を研究する
第24章 健全な投資家になる

とくに「第1章 複雑な投資より、シンプルな投資を」「第4章 一に忍耐、二に忍耐」という言葉のなかに、バフェットの投資の極意が詰まっていると思います。

「投資は、特別なことをする必要はないんだよ」ということです。

僕が気に入っている言葉

本の中で、僕が気に入っている言葉を、いくつかご紹介します。

  • 健全な投資原則は必ず健全な結果をもたらしてくれる。
  • バフェットは一定の条件を満たしている企業にしか投資しない。その条件とは、理解しやすく、堅実で、長続きする事業を行っている企業、そして、いまもこれからもその企業が成功する理由を、投資家自身が明快に説明できる企業だ。バフェットは自分が理解できない複雑な事業には決して手を出さない。
  • 投資家の主な問題、場合によっては最悪の問題は、自分自身であることが多い。
  • 株価を毎日見るのをやめよう。
  • 自分で事実を集め、ひとまず座ってじっくり考えようとバフェットは言う。これしか道はない!
  • 株式市場は自分にとって「謎の世界」だと言うが、本当のところ、だれにとっても、謎の世界なのだ。
  • 大事なのは、難しい問題を解決することではなく、回避することだとウォーレン・バフェットは言う。7フィートのハードルを飛び越す超人的な技を磨くのではなく、「1フィートのハードル」を見つけ出して、それを飛び越せばいいのだ。

とくに最後の言葉の

「1フィート(約30cm)のハードルを見つけ出して、それを飛び越せばいいのだ。」

という言葉は、僕の投資人生にとって、とても大切な言葉になっています。

自分が確実に利益をあげられる方法をさがし出して、それを何回でも何回でもくり返していく。(30cmのハードルを、何回も何回も飛び越していくようなイメージ。)

それこそが株式投資の肝であり、コツだと確信しています。



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