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日経平均株価を扱うレバレッジ商品を比較検討(信用・先物・CFD)

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最近、レバレッジのきいた投資商品を本格的に始めようと思い、いろいろと検討中です。

次の3つの商品を候補に挙げています。

  • ①信用取引(日経平均連動型ETF)
  • ②先物取引(日経225先物ミニ)
  • ③CFD取引(クリック株365)

どれも日経平均株価を扱った魅力的な商品ばかりですが、それぞれメリットとデメリットがあるので、比較検討していきます。

各商品の特徴と、メリット・デメリット

各投資商品の特徴と、メリット・デメリットを挙げていきます。

※ここに挙げるリット・デメリットは、僕の投資スタイルに合うかどうかを基準にしています。一般的な見解と違うかもしれません。

印は、僕がとくに気になるメリット・デメリットです。

①信用取引(日経平均連動型ETF)

● 特徴

信用取引は、現金や株を担保として、その担保金額の3倍の取引ができる株式取引。

○ 信用取引メリット
  • 3倍のレバレッジがきいた取引ができる。
  • 買いと売りの両方取引でき、両建て投資ができる。
  • 保有現物株も担保にまわすことができる(SBI証券の場合、80%の評価額)。
  • 権利付最終売買日や決算日をまたぐことで、配当金に相当する金額がもらえる。
  • 現引・現渡して、途中から現物株として運用できる。
  • 特定口座(源泉徴収あり)なら確定申告不要
× 信用取引デメリット
  • 買方だと、日々金利が引かれ続ける(SBI証券の場合、制度信用:年2.80%、一般信用:年3.09%)。
  • 制度信用取引の場合、半年の取引期限あり。(一般信用取引は取引期限なし)
  • 委託保証金率が少なくなると、追証(追加保証金)を要求され、期日までに保証金を差し入れないと、強制ロスカットされてしまう。
  • 空売り(信用売り)の場合、逆日歩(ぎゃくひぶ)の手数料を引かれてしまうことがある。

②先物取引(日経225先物ミニ)

● 特徴

先物取引は、将来の価格を今の時点で決めて売買契約を結ぶ取引。少ない資金でレバレッジ効果の高い取引ができる。

○ 先物取引メリット
  • 約20倍のレバレッジがきいた取引できる。
  • 買いと売りの両方取引でき、両建て投資ができる。
  • 遠い限月を選んで投資すれば、中期投資も可能
× 先物取引デメリット
  • 銘柄によって決まった取引期限(限月)がある。
  • 取引期限(限月のSQ日)が来ると、強制的に反対決済される。
  • 証拠金が不足すると、追証(追加保証金)を要求され、期日までに証拠金を差し入れないと、強制ロスカットされてしまう。
  • 20万円以上の利益で確定申告しないといけない

③CFD取引(クリック株365)

● 特徴(SBI証券サイトの説明文より抜粋)

CFD(Contract For Difference)は、差金決済取引と訳される。くりっく株365は、「日経225」等を取引でき、少ない資金でレバレッジ効果の高い取引ができる。

○ CFD取引メリット
  • 約24倍のレバレッジがきいた取引ができる。
  • 買いと売りの両方取引でき、両建て投資ができる。
  • 取引期限がないため、長期保有可能
  • ほぼ24時間、祝日も取引可能
  • 買方の場合、配当金相当額を受け取ることができる。
  • 政策金利の低い現在、手数料としてかかる金利相当額は、ほぼゼロに等しい。
× CFD取引デメリット
  • 即時強制ロスカットあり(SBI証券の場合)。CFD取引口座の時価評価額が必要証拠金額の70%を下回ると自動ロスカットが発動し、全未約定注文が取消されかつ全建玉が強制的に返済される。
  • 20万円以上の利益で確定申告しないといけない

検討の結果

僕の投資スタイルである「逆張り投資、損切りしない」を考慮すると、

  • 即時強制ロスカットがある(CFD)

というのは、到底受け入れられないルールなので、まずCFDは候補から外すことにします。

そして、僕の社会的な境遇である「本業はサラリーマンで、勤めている会社に年末調整してもらっている」ことを考慮すると、

  • 20万円以上の利益で確定申告しないといけない(先物・CFD)

というのも、けっこう大きなデメリットです。「20万円以上稼げる保証はないじゃないか?」「自分で確定申告すれば済む話じゃないか?」とも考えましたが、税金のことをあれこれ気にするのは、個人的にはすごく面倒に思うのです。

ということで、消去法で残った「①信用取引(日経平均連動型ETF)」に決めました。

今後レバレッジのきいた投資は、日経平均連動型ETFの信用取引で行うことにします。

具体的な銘柄としては「日経225連動型投資信託(1321)」で取引していきます。

信用取引のデメリットである「金利手数料がかかる」「取引期限が半年(制度信用取引)」については、「なるべく短期取引を目指す」「金利は高いが一般信用取引を選択する」などで回避していこうと考えています。



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