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先物・オプション取引を独学する[4]書籍(オプション取引①基礎知識)

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先物・オプション取引がどういったものか、独学で学んでいます。

今回は書籍でオプション取引について学びました。

世界一やさしい 日経225 オプション取引の教科書1年生
(岩田 亮 著、ソーテック社)

オプション取引について、初心者にもわかりやすく解説してくれている本です。

【目次】

  • 0時限目 そもそもオプション取引って何?
  • 1時限目 オプション取引に必須の知識を身につけよう
  • 2時限目 高い勝率を誇るコール売り戦略
  • 3時限目 お小遣いからはじめられるニアプット買い戦略
  • 4時限目 株の大暴落でひと財産つくるファープット買い戦略
  • 5時限目 成功への道しるべ

では、さっそく読み進めながら、新しく学んだところや気になったところをメモしていきます。

「0時限目」から「1時限目」まで学んでいきます。

0時限目 そもそもオプション取引って何?

  • オプション取引も、やることは株やFXと同じ。「上がったり下がったり値動きをする金融商品を、売ったり買ったりする意味では同じ」だから。
  • オプション取引では戦略によってさまざまな勝ちパターンを楽しむことができる。
  • オプションの値動きには、株やFXにはあり得ない大きな特徴がある。一番大きな違いは「時間の概念がオプションのプレミアム(価格)に影響する」ことだ。
  • 日経225オプションのプレミアムは、次の影響を受けて値動きする。
    日経平均株価の値動きによってプレミアムは上下する
    時間の経過とともにプレミアムは安くなる
    トレーダーの心理状態がプレミアムを激しく上下させる
  • オプションの値動きは、ボラティリティ(価格変動の大きさ)に比例する。オプションの世界で使うボラティリティは、「IV(インプライド・ボラティリティ)」といい、いわばトレーダーの血圧計のようなもの。
  • 「オプションの買い損失限定・利益無限大」→ただし「損失率大(勝率小)
    ローリスク・ハイリターン
  • 「オプションの売り利益限定・損失無限大」→ただし「損失率小(勝率大)
    ハイリスク・ローリターン
  • オプションの買いで負けた場合、支払ったプレミアム(値段)分の金額をすべて失うことはあるが、そのプレミアム以上に損が膨らむことはない。
  • オプション取引は、非常に多くの銘柄がゼロ円になっていく。というより、ほとんどのオプションがゼロ円になっていく。
  • 普通に考えれば、「ハイリスク・ローリターン(オプションの売り)」より「ローリスク・ハイリターン(オプションの買い)」のほうがいいに決まっている。しかし、ほとんどのオプションはゼロ円に向かって値段を下げていく。そして最後にはゼロ円になっておしまい。こういう値動きをするものを買って、じっと値上がりを待つなどというのはナンセンス。
  • 値のついたオプションの多くが0円になっていくので、売りから入ったほうが有利。でも、負けたときは大負けする可能性があるので、そのリスクをきちんとコントロールするノウハウがあれば恐れることはない。
  • オプションと株はここが大きく違う。
    株・・・上がったり下がったりする
    オプション・・・上がったり下がったりするが、多くは最終的に0円になり、まれに急騰することがある

1時限目 オプション取引に必須の知識を身につけよう

  • 買う権利はコール、売る権利はプットと覚える。
    買う権利を買う=コールを買う
    買う権利を売る=コールを売る
    売る権利を買う=プットを買う
    売る権利を売る=プットを売る
  • 「権利」を売買しているなどと意識する必要はない。「コール(またはプット)」という商品を売買するだけだと思っていれば良い。
  • オプションという商品(銘柄)の表記法
    ①限月+②コールorプット+③権利行使価格
    【例】「5C18000」:「5」限月が5月+「C」コール(プットならP)+「18000」権利行使価格が1万8000円
    (5月のSQ日のときに日経平均株価を1万8000円でかう権利)
  • オプションを買うにはどのくらいのお金が必要か?
    【例】プレミアムが20円のコール(5C18000)を買う場合。最低取引単位は1枚。「オプションの場合は、プレミアムの1000倍の資金が必要になる」ので、1枚買うために必要な資金は2万円(20円×1枚×1000倍)。株と似ている。
    20円のコールが30円になったときに売れば1万円の利益。逆に10円に下がった時に損切りすれば、1万円の損失。
    「オプションの買い手が権利を行使する」などと難しく考えず「オプションを売る」で大丈夫。
  • オプションを売るにはどのくらいのお金が必要か?
    売りから入る場合は、まったく別のルールが適用される。買いから入る場合には証拠金は必要なかったが、売りから入る場合は証拠金が必要
    証拠金を差し入れたうえで、売り建て(売りエントリー)をする。日経225先物と似ている。
  • オプションにも必ず限月があり、強制決済となるSQ日がある。ラージやミニは存在しない。日経225オプションのSQのタイミングは、日経225先物ミニと同じで、年12回。
  • 現在の日経平均株価とその銘柄の権利行使価格の距離(価格差)によってオプションのプレミアムが大きく変わってくる。
  • たとえば6C19000、6月限の権利行使価格1万9000円のコールを買っていて、6月のSQ日が2万円で精算となったら、1000円(×1000倍なので実際には100万円)の受け取りとなる。この、権利行使価格を上回った1000円分を本質的価値と呼ぶ。
  • 実際の市場で取引きされているオプションのほとんどは、本質的価値をまったく持たないオプションだ。その理由は、プレミアムの安さにある。本質的価値を持つようなオプションはとにかく値段がバカ高く、150円とか200円とか、1000円、2000円するものもある。一方、本質的価値のないオプションなら、10円とか20円で収まるので、トレードしやすい。よって実際のオプション市場は「本質的には無価値のオプションばかり」となる。でもすべてのオプションにはちゃんと値段が付いている。その値段は、そのオプションがもつ「時間価値」に対してつけられている。
    ①オプションのプレミアム(価格=価値)は「本質的価値」と「時間的価値」からできている
    ②実際に取引されているオプションの大半は、時間的価値のみのオプションである。
  • このようにオプションのマーケットというのは、本質的な価値とは無縁の、時間という概念が生み出す時間価値を売ったり買ったりする場所なのだ。
  • 権利行使価格を日経平均株価が超えた部分が本質的価値だ。
    【例】現在の日経平均株価が18000円で、コールオプションが4C17500なら、本質的価値は500円となる。
  • 大事な専門用語3つ。
    ITM(In The Money):本質的価値を持っているオプション
    ATM(At The Money):本質的価値を持たず、時間価値のみで値がついているオプション
    OTM(Out of The Money):権利行使価格余力も日経平均株価のほうが低い状態のオプション
  • ITMは本質的価値すなわち利益ゾーンに入っている、そんなイメージで使う。
  • ITMもATMもOTMも、すべてのオプションが時間的価値を持っている。
  • 時間価値は「期待」が価格になる。SQ日までの日数が・・・
    たくさん残っている⇒プレミアムが高くなる
    残り少なくなっている⇒プレミアムが安くなる
    つまり、時間がたてば時間価値が減少するためにプレミアムが下がりやすい。
  • オプションの場合は、ボラティリティがオプションのプレミアムに直結している。株やFXの世界とは別の特殊なボラティリティ指標が使われている。
    それがIV(インプライド・ボラティリティ)。IVは日経平均株価変動率ではなく、実際のオプションのプレミアムの値動きから算出する。オプショントレーダーの「慌て度」を表したもの。
    一方、日経平均株価の変動率を、そのまま指標として表したものは、HV(ヒストリカル・ボラティリティ)という。
  • IVによって把握できることは・・・
    今のオプションの値段が割高なのか割安なのか
    手じまうタイミングを計る際の判断材料
    相場の大変動が起こったときに、オプションの価格がどこまで値上がりするかの見当
  • IVが変化したときの価格(プレミアム)に与える影響(公式)
    IVの上昇幅×ベガ値=プレミアムの上昇幅
    ※オプションの各銘柄には、ベガ、デルタ、ガンマ、セータというギリシャ指標の、その時々の数値が表示されている。
  • 【公式】デルタ:日経平均株価がいくら動いたら、どれだけプレミアムに影響するかがわかる
    日経平均株価の変化幅×デルタ=プレミアムの変化量
  • 【公式】ガンマ:日経平均株価がどれだけ動いたら、どれだけデルタ値を押し上げ、デルタからの影響を増幅させるかがわかる
    日経平均株価の変化幅の2乗×ガンマ÷2=デルタからの影響の増幅量
  • 【公式】ベガ:IVの変化がどれだけプレミアムに影響するかわかる
    IVの変化幅×ベガ=プレミアムの変化量
  • 【公式】セータ:ある日数が経つと、時間価値の減少がプレミアムをいくら下げるかわかる
    日数×セータ=プレミアムの減価量

学んだ感想

ウーン、本の内容の半分しか理解できませんでした!

「オプション取引とはどういうものか?」
「権利行使価格や時間価値はどういったものか?」

までは何とか食らいついて理解できましたが、

「IV(インプライド・ボラティリティ)はどういったものか?」

あたりから数式が出てきて、拒絶反応を起こしてしまい、チンプンカンプンでした。

高校生のとき数学の授業で「微分・積分」の数式が登場してから、全く授業についていけなくなったときの感覚を思い出しました。

オプション取引の世界観はなんとなくイメージできるようになりましたが、

「何が価格を形成しているのか?」
「日経平均や相場がどうなればオプションの価格がどう動くのか?」
「何が損で何が得なのか?」

については、まだ理解が足りません。

本の2時限目から5時限目は、実践を交えての説明なので、そこを乗り切れば、なにかが見えてくるかもしれません。続けて学んでいきます。



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