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先物・オプション取引を独学する[2]書籍(日経225先物① 基礎知識)

投稿日:2018年10月7日 更新日:

先物・オプション取引がどういったものか、独学で学んでいます。

今回は書籍で日経225先物取引について学びました。

初めての日経225先物 ミニ&ラージで稼ぎ方までわかる本 改訂版
(田中彰・江口陽子著、スタンダーズ株式会社発行)

本の表紙に「基本から稼ぎ方まで教える。日経225先物で必要なことすべて解説!」と書いてあるとおり、カラフルでイラストや図表も多く、読みやすい構成となっています。

【目次】

  • 前置き
  • Chapter.1 日経225先物の基礎知識
  • Chapter.2 日経225先物の取引方法
  • Chapter.3 日経225のテクニカル&注意すべき情報
  • Chapter.4 日経225先物で稼ぐ投資家の手法

この本一冊を理解できたら、先物取引のための予備知識はじゅうぶん身についたといえるでしょう。

では、さっそく読み進めながら、新しく学んだところや気になったところをメモしていきます。(「前置き」~「Chapter.1」まで)

前置き

  • Q:日経225先物取引がなぜいいの?
    A:少額から始められ、資金効率も高く、しかも夜も売買できるから。先物のミニなら7~8万円から始められる(ラージなら70~80万円から)。
  • Q:株やFXとはどう違うの?
    A:投資先は日経225(日経平均)のみなので、情報収集しやすい。
  • Q:先物取引ってなに?
    A:商品の未来の価格を現時点で約束して売買する取引のこと。株取引と違い、決められた期間までに売買を完了しなければならない。

Chapter.1 日経225先物の基礎知識

  • 基本的な考え方は株式投資やFXとほぼ同じ。
  • 株式投資の信用取引と同じように、売りから入ることもできる。
  • 日経225の指数を買ったり売ったりする権利をやり取りするだけで、実態のあるものを売買するわけではない。
  • 証券会社にまず保証金となる「証拠金」を預ける。証拠金が10万円しかなくても実際には200万円(ミニの場合)の取引を行うことができる。
  • 日経225の取引時間は8:45~15:10(株取引と違い、昼休みはない)。夜間取引は16:30~翌朝5:25。
  • ラージは証拠金100万円で、日経平均が2万円なら1000倍の2000万円の取引が可能。
  • ミニは証拠金10万円で、日経平均が2万円なら100倍の200万円の取引が可能。
  • 手数料は売り買いそれぞれにかかる。証券会社により異なるが、ラージは250円~400円程度、ミニは35円~50円程度。
  • 買い建てている状態を「ロング」、売り建てている状態を「ショート」と呼ぶ。
  • 売買する最低単位は「1枚」。
  • 値動きの刻みである「呼び値」は、ラージは10円、ミニは5円。ラージは10円動くと1万円、ミニは5円動くと500円の損益となる。
  • ラージ1枚とミニ10枚は同じ金額の取引になる。
  • 日経平均225ミニは、日経平均株価の100倍の金額20分の1の必要証拠金で取引できる商取引。
    取引額:2万円×100倍=200万円
    レバレッジ:200万(取引額)÷10万円(証拠金)=20倍
    ※日経平均株価が2万円の場合
  • 現物株取引での損失は株の購入資金以上になることはないが、日経225先物で日経平均株価が大きく動いてしまうと、追証の金額が手持ち資金以上になるリスクがある。
  • 一度買ったら(売ったら)、決められた期限までに必ず売る(買い戻す)ことになる。この満期月のことを「限月(げんげつ)」といい、満期日のことを「SQ(エスキュー)日」と呼ぶ。 ※SQ=スペシャルクォーテーション
  • もし取引最終日までに反対売買して決済しなかった場合は、儲かっていても損していてもSQ日に強制決済されてしまう。
  • ラージは3、6、9、12月が限月。ミニは毎月が限月。ミニは限月ごとに取引できる期間が異なる。
    取引可能な期間:
    6月、12月・・・5年間(ミニ&ラージ)
    3月、9月・・・1年6か月(ミニ&ラージ)
    1月、4月、7月、10月・・・5か月(ミニ)
    2月、5月、8月、11月・・・4か月(ミニ)
  • 日経225先物では、限月が銘柄の役割を果たしている。たとえば限月は「平成28年3月限(さんがつぎり)」のように、月ごとの名前で呼ばれる。
  • 必ず第2週の金曜日がSQ日となっている。
  • ラージの限月はメジャーSQと呼ばれ、取引高が多く流動性が高い。
  • 下がったところでナンピンすればいいなどと悠長な考えでは、アッという間に莫大な損失を被る可能性がある。このような観点から考えれば、日経225先物は現物株取引よりもかなりシビアな世界だ。ポジションを持つ前にあらかじめ目標利益と損失の許容範囲を決めておき、機械的に反対売買を行っていくことが重要になる。
  • 口座に証拠金の1.5倍~2倍の資金を差し入れておけば、多少の含み損が発生しても追証を請求されることはない。ミニなら10万~20万円の資金を用意しておく方がよい。
  • 追証シミュレーション①「2万円の余剰金でいくらまで追証が発生しないか?」
    「差し入れた資金11万円」-「必要証拠金9万円」=「余剰金2万円」
    2万円÷100=日経平均株価指数プラスマイナス200円までOK
  • 追証シミュレーション②「日経平均が2万円のとき1枚買い建てた場合の追証は?」
    「買い建て時2万円」-「現在価格1万9500円」=「差額マイナス500円」×100倍=「評価額マイナス5万円」
    「余剰金2万円」-「評価額マイナス5万円」=「追証の金額マイナス3万円」
    3万円を決められた日時までに入金すればポジションを継続できる。入金しない場合、強制決済となる。
  • ロスカット」の目安。資金が100万円なら1%の1万円を1回の取引の損失上限に決めよう。10回失敗しても10万円の損失で済む。日経平均の変動幅でいえばプラスマイナス100円に相当するので、これがロスカットの目安になる。
  • 日経225先物にも、株式取引と同じように「制限値幅(ストップ高・ストップ安)」が設けられている。
  • 日経225先物取引には株式取引のように特定口座は用意されていないので、利益が出ても損失が出ても、3月に確定申告が必要。FX取引と先物は損益通算ができるが、株式取引と先物は損益通算できない。

学んだ感想

株式投資と似た考え方のところはスッと理解できました。

でも、馴染みのない言葉が出てくると、理解するために何回か読み返す必要がありました。

とくに反対売買する期日である「限月(げんげつ)」という考え方がとっつきにくかったです。

限月にはいくつかの種類があって、取引期間がそれぞれ違うという点は、はじめて知りました。きっと、どの限月を選ぶかも投資戦略の一つになるんでしょうね。

現物の株式投資よりもハイリスク&ハイリターンだということも改めて分かりました。

基礎知識編は、なんとか食らいついて、理解することができました。

次は「Chapter.2 日経225先物の取引方法」以降で、実際の取引手法について学んでいきます。



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