投資の心得 投資を考える コラム記事

投資では3つの「%」を意識するべし

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株式投資で勝つためには、3つの「%」(パーセント)を意識しましょう。

すなわち「損益の%」「割合の%」「利回りの%」の3つです。

これらの「%」を常に意識することで、冷静に効率よく投資が行えます。

① 損益の%

損益の%は、株価が何%上がった下がったという場合の「%」です。

損益を金額で考えてはいけない

自分が保有している株の損益具合は気になるものですが、損益を金額で考えると焦りを生みやすくなります。

たとえば20万円で買った株が値下がりしたとき「1万円損してる」「3万円損してる」と考えてしまうと、自分の財布から1万円札が失われてしまう姿を想像してしまい、冷静さを失ってしまいます。

損益は%で考えよう

損益を%で考えることで、投資金額の大小に関わらず冷静に投資判断ができます。

たとえば20万円で買った株が値下がりしたとき「5%下がってる」「15%下がってる」と考えておけば、金額が気になりません。「今後10%まで下がったらナンピン買いしよう。」など、次の戦略を冷静に立てやすくなります。

ご存知のように、20万円で買った株の場合、

  • 「含み損-1万円」=「含み損-5%
  • 「含み損-3万円」=「含み損-15%

です。同じことを言っているのですが、捉え方が違ってきます。

%で考えれば、投資判断がブレない

さらに言うと、同じ「1万円損してる」状態でも、投資金額20万円1000万円の場合では、ダメージが全く違います。

  • 投資金額20万円で1万円損していたら、含み損は-5%
  • 投資金額1000万円で1万円損していたら、含み損は-0.1%

投資金額によって深刻度がまったく違ってくるのです。

投資金額の大小によって投資判断がブレないためにも、%で考えたほうが良いです。

② 割合の%

割合の%は、全体のうちの何%にあたるか、というときの「%」です。

全資産のうち、「各保有銘柄」が占める割合を意識する

資産全体のなかで、各銘柄が何%の割合を占めているか、常に意識しておくことが大事です。

僕の場合、次のような投資ルールを決めています。

マイルール「全資産のうち、1銘柄の保有比率は20%までを上限とする

つまり全資産が100万円だったとして、銘柄Aにつぎ込むことができるのは20%まで、つまり20万円までとしています。

いくら自信のある銘柄といっても、1つの銘柄に資産をつぎ込みすぎるのはリスクが大きいです。万が一その銘柄の企業が倒産してしまい、株が紙切れ同然になってしまったとしたら・・・目も当てられません。

全資産のうち、「現金」が占める割合を意識する

不測の事態に備えて、ある程度の割合で現金を持っておくことが大事です。

市場全体の暴落時は、優良銘柄がバーゲン価格で売り出されています。せっかくのビッグチャンスに現金が無いと、ただ指をくわえて見ている選択肢しかなくなります。

手持ちの保有株が暴落したときにナンピン買いするためにも現金は必要です。

僕の場合、次のように投資ルールを決めています。

マイルール「現金の保有比率は20%~50%を目安とする

現金は多すぎてもダメだし少なすぎてもダメだし、攻めと守りのバランスが大切です。

銘柄をたくさん買いすぎて現金が極端に少なくなってしまったときは、バランスを取る意味で、たいして利益の出ていない保有銘柄でも利益確定売りしておくようにします。

全資産のうち、「外貨建て資産」が占める割合を意識する

資産全体のなかで、円以外の外貨建て資産をどの程度にするかも重要な問題です。

日本株中心の投資スタイルでも、いくらかの割合で外貨建て資産をもっておいたほうがよいです。

ではその割合をどうすべきか?

これは好みですね。どれだけ頭を悩ませても「1:9」「2:8」「3:7」「4:6」「5:5」の5通りの中から選ぶしかないので、好きな割合を選べばよいと思います。

危険なのは、どちらかしか保有しない「0:10」です。円建て資産のみ、外貨建て資産のみというのは、バランスがわるすぎるので避けましょう。

僕の場合、次のように投資ルールを決めています。

マイルール「外貨建て資産の保有比率は20%とする

③ 利回りの%

利回りの%は、利益率、利息、金利、などを指すときの「%」です。

増える利回り】利益率、複利効果、利息を意識する

投資の醍醐味のひとつに、複利効果があります。

たとえば100万円を利回り10%(元金の1.1倍)で運用すると、1年目で110万円に増えます。それを2年目にそのまま再投資すると121万円になります。10年間運用すると、どうなるでしょう。(分かりやすく千円以下切り捨て表示しています)

  • 1年目:100×1.1=110万円
  • 2年目:100×1.1=121万円
  • 3年目:100×1.1=133万円
  • 4年目:100×1.1=146万円
  • 5年目:100×1.1=161万円
  • 6年目:100×1.1=177万円
  • 7年目:100×1.1=194万円
  • 8年目:100×1.1=214万円
  • 9年目:100×1.1=235万円
  • 10年目:100×1.1=259万円

10年目には259万円に膨れ上がります。

利回りが20%や30%だったら、さらに加速度的に資産がふえていきます。

自分の投資の利回りがどのくらいなのか、目標の利回りをどこにおくか、を意識することが大事です。

ちなみに僕の場合は、年間の利回り20%を目指して日々運用しています。(なかなか上手くいかないですけどね。)

他の「増える利回り」として、投資銘柄の配当金分配金の利回りがどの程度なのか、意識しておきたいです。安定して利益が見込めるインカムゲインは、長期投資での強力な武器になります。

減る利回り】金利を意識する

逆にお金が減るほうの金利には十分気をつけたいです。知らない間にボディーブローのように資産を減らしてしまいますからね。

重要なのは、どの程度の金利を取られるのかを、しっかり把握しておくことです。

たとえば信用取引で株を買った場合、毎日毎日「買方金利」を支払い続けることになります。年間利回り3%弱とかそのあたりですが、黙ってても年間3%減るんだというコスト意識が重要です。

また、取引したときに証券会社に支払う取引手数料は、投資商品によってまちまちです。一般的には外貨建て商品は手数料が高いです。(SBI証券の米国株取引の場合、約定代金の0.45%が取引手数料として引かれます。)

他には投資信託の信託報酬(運用管理費用)も、年間何%かの支払いが発生します。



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