投資を考える コラム記事 投資の心得

銘柄を絞り込むメリット

投稿日:2017年11月9日 更新日:

投資スタイルは人それぞれ、いろんなやりかたがあります。

あつかう銘柄の数も、人それぞれです。

  1. 数十、数百銘柄をウォッチしておき、条件に合った銘柄に投資する人
  2. 少数銘柄に絞り込んでおき、その銘柄をじっくり投資する人
  3. 特定の銘柄には投資せず、インデックス銘柄(TOPIX連動ETFなど)に投資する人

などなどです。

僕の投資スタイルは、このうち「2.少数銘柄に絞り込んでおき、その銘柄をじっくり投資する人」です。

「キユーピー」「カルビー」「鳥貴族」の3銘柄に絞り込み、株価の動きに合わせてそれらを売り買いしながらメンテンナンスすることで、利益を着実に積み上げていっています。

銘柄を絞り込むことには、次のようなメリットがあります。

企業研究しやすい

国内市場だけで約3500銘柄ある中から、自分の投資銘柄を選ぶのは、けっこう骨の折れる作業です。

「汗水たらして手にした大切なお金を、どの企業に託せばよいだろう?」

自分なりのきびしい銘柄選別基準を設けて、業種や銘柄を絞り込むことで、そこにクローズアップできるので、企業研究がしやすくなります。

3500社すべての企業研究ができたら、もしかしたらすばらしい投資成績をおさめられるかもしれませんが、到底無理な話です。

僕の場合の銘柄選別基準は、

  • だれでも知っている企業で
  • 業績が安定していて
  • WEBサイトが個性的で親切で
  • 自分がよく利用する製品、サービスを扱っている企業で
  • 営業利益率が、同業他社と比べてわるくない

という条件で絞り込むと、条件に合うのはたった十数銘柄になります。

下がってもナンピンしやすい

投資銘柄を少なくすることで、1銘柄につぎ込むお金をたくさん確保できます。これは武器です。

たとえば100万円持っていたとして、

  1. 取得単価10万円の銘柄を8種類買ったら80万円かかります。(残り20万円)
  2. 取得単価10万円の銘柄を3種類勝ったら30万円かかります。(残り70万円)

「2.」のほうが、株価が下がったときに、同じ銘柄をナンピン買いしやすいです。

せっかくのナンピン買いのチャンスを、指をくわえてみているだけになるか、余裕をもって買いにいけるか・・・。この差は大きいです。

さすがに1銘柄だけに自分の人生を託すのはコワイので、僕の場合は3銘柄に「分散投資」しています。

値動きのクセが分かってくる

業種や銘柄を絞って取引することで、ある程度値動きのクセが分かってきます。

「この銘柄は決算発表前後はこういう値動きが多いから、こういう取引をしておけば勝率が高い」とか「この銘柄は権利付き確定日前後はこういう値動きになるから、こう取引しておこう」というように、予想がつきやすくなるのです。または「この銘柄が何%下落することは滅多にないから、今が買い時だな。」などの判断がつきやすくなります。

結局、上場企業は、決算発表や権利付最終売買日などで、毎年同じイベントをこなしているんですから、そこには銘柄ごとに何かしらの値動きのクセがあるはずです。

僕自身は、まだまだそのクセをしっかり分析しきれていないのですが、もしかしたら「勝率100%」のその銘柄のクセがあるんじゃないか?と考えたらワクワクしませんか? 自分だけが知っている、まだだれも知らない法則。たとえば、ある銘柄を火曜日に買ったら勝率100%とか、A株が下がった翌日にB株を買ったら勝率100%とか・・・。AI(人工知能)で、そういう法則をさがしてくれないですかね。

そこまで極端でなくても、たとえば暴落したときに、「これは一時的な下落なのか、それとも長期的な下落なのか」という予測は、過去の値動きを体感していたら、やりやすくなります。



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