投資を考える コラム記事 失敗談

失敗談「ちょっとだけ儲けてすぐ売ってやろう」がいちばんアブナイ

投稿日:2017年10月7日 更新日:

かれこれ10年ほど株式投資をやっています。

そのなかで「この取引は失敗だった」と思ったことが何回かありました。

次のようなケースです。

株で失敗したケース

①ナンピンが失敗して塩漬け

資金の大部分をひとつの銘柄につぎ込んでしまって、塩漬け状態になってしまったことがありました。

塩漬けになると、資金が凍結されることになるので、株価を戻るのも待つか、新しくお金を入金するしかなくなり、相場を指をくわえて見ていることしかできなくなるのでツラいです。

②よく知らない企業の銘柄に投資

なんとなく儲かりそうだからと思って、知らない銘柄に投資したら、結果的には高値づかみになってしまった、ということがありました。

自分が利用したことのない商品を扱う銘柄に投資しても、その商品価値を知らないので、ちょっとした株価の下落にビクついてしまいます。

車も持っていないのに「日産自動車(7201)」に投資したり、化粧品を使ったこともないのに「ドクターシーラボ(4924)」に投資したり、漢方薬を使ったこともないのに「ツムラ(4540)」に投資したりしても、結局はうまくいきませんでした。

③業績不振の銘柄に投資

粉飾決算問題のときの「オリンパス(7733)」や、大赤字決算になったときの「パナソニック(6752)」に投資したものの、株価がゼロになってしまう恐怖におびえてしまい、すぐに損切りしてしまいました。

失敗に共通する心理状態

さて、これらの失敗を思い返して分析した結果、ある共通した心理状態だったことが分かりました。

それは

「ちょっとだけ儲けて、すぐ売ってやろう」

という心理状態です。

じつはこれが一番アブナイです。

業績がずっと好調だったり、チャートの形がいかにもこれから上がりそうだったり、のとき、「とりあえずいま買っておいて、チョットだけ上がったら2、3日で売ってしまおう。こづかい程度には儲かるだろう。」とタカをくくって投資すると失敗します。

なぜだか分かりませんが、僕の経験上、そういう株の買い方をした直後に、暴落がはじまったり、株価の長い低迷期が始まったりすることが多いです。

もしかしたら、投資の神様に、自分の心を見透かされているのかもしれません。

または、ヘッジファンドが仕掛けたワナに、まんまと引っかかったのかもしれません。

とにかく

「かすめ取ってやろう」「いいとこ取りしよう」「安いから買ってやろう」

と、計算高い気持ちのときには、あまり良い結果は生まれません。

「企業を応援しよう」「下がっても買い支えよう」「長い目で見よう」

と、のんびりした心理状態のときに、うまくいくようです。



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